我がTWは、現在ガスケット交換時によるバルブ、カム、カムチェーン等々のメンテもされており
超が付くほど浣腸・・・いや完調である。
よって、この時期、以前から風の噂で聞いていた幻のエルドラド?
金花湯に行き入湯したい。
今はネットでググることができるので、
私の前に少しではあるが、金花湯の輪郭が見えてきた。
日本の滝百選にも選ばれた道南地区では超〜っ有名な賀老の滝。
その千走林道の分岐から約25kmにその黄金郷はあるらしい。
秘湯、名湯数々あれど金花湯に肩を並べる秘湯は存在しないのではないだろうか?
以前ツーリングマップルに掲載しようと思ったらしいが、
そのあまりにもハードな林道、さらには熊の危険性、
途中のゲートの閉鎖回数の多さに掲載を見送った程だという。
しかも、25kmの林道は巨大迷路と化し、知らずに入った者を拒み続けている。
まともに往復できたとしても往復60km(国道まで)の走行距離に加えて、
国道付近のGSの少なさの為、200km走行分ぐらいの航続距離を必要とするはずだ。
我が愛機TWのガソリンタンク容量は7リットルであるから、
リッター30kmの走行が可能だとしてもギリギリと言ったところだろう。
林道の分岐を間違えれは山中でのガス欠だってありうるわけで、
艦載機よろしく増槽タンクの装着は必死。
熊対策として20ミリバルカン、パンツァーファウストも装着したいところであるが、
それは無理であろう。
代替兵器として爆竹、熊スプレー、熊鈴、ナタと言うところか。(急に現実的)
金花湯について2,5万の国土地理院の地図には記載されておらず、
その上、林道さえも不明である。
行った事のない私にとって唯一の手がかりは、
舗装化されている賀老林道が千走川温泉で停止線のあるT字となっている。
そこが千走林道の起点で、その先の分岐こそが金花湯への入り口となる。
又は、巨大迷路の玄関口である。
この玄関口は、道の駅よってけ島牧より7km地点、
金花湯までは25km地点となるらしい。
私が持つ、そこから先の情報と言えば、
その先の橋を三つ渡るらしいこと。
第一の橋の名は、コイの口橋・・・コイノクチバシ?
第二の橋の名は、泊川大橋
第三の橋は名は、小金井沢橋
その先を走るとT字路の分岐があり
そこが運命の分かれ道、右が本線と思われるらしいが
勇気を持って今にも無くなってしまいそうな細い左側の林道へ進むらしい。
そこには馬鹿でかい岩があるそうだ。
さらにさらに、廃道状態の林道を走り続けていくと、
川により道が寸断されているらしい。
ここで周りの気配や草葉のざわめき、熊のフン?等々に臆することなく
徒歩にて渡河を敢行すべしとある。
実際に川の状況は分からずじまいだがトライアルバイクなら可能なのだろうか?
はたまた超壕、超堤能力限界に挑む無謀さより、やはり匍匐前進・・・いや
徒歩での目標達成を目指した方が、帰路の体力温存につながるであろう。
川を渡河するとそこには廃道と化した道?らしきものがあり、
そこをアブ、ハチ、薮蚊、正体不明の不気味昆虫に脅え、
熊の恐怖の為、デイバッグには熊鈴を装着、さらには爆竹を鳴らし、
熊スプレーを握り締め、その握力が限界に達した頃、
私の眼前に金花湯(小金井沢温泉)はその全貌を明らかにするらしい。
もちろん入浴して林道でかいた汗を流し、
迷わずにとっとと戻る。
私のブログを、読んでいる人数など一日数人、数十人であるから、
コメントによるアドバイスなど期待できないのは承知の上。
さらに情報を収集して、迷う事無く金花湯入湯作戦を決行したいものである。
2006年9月末 金花湯へ行きました。
その記録はこちらからどうぞ
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2006年06月29日
この記事へのトラックバック
ただただ無事に帰って来れることを願うのみです。
爆竹代わりにマフラーを外すってのは熊よけになりますかねぇ。
昨日、インターネットで、探して見ましたよ。
大変な場所みたいですね。
我ジェビルは、35キロ位で、13リットルありますので、山の中で、ガス欠にはなりにくいのですが?念のため、早朝7時前のスタンドはチェックしてあります。あと、日曜はスタンド休んでますしね。
チャレンジの結果待ってます。。
函館から島牧まででも往復300km、それだけで立派なツーリングですよねぇ〜。
その上、金花湯を目指すなんて、物好きにも程があると思います。行ってみたところでゲートがしまっていればそれで終了で、休日の一日がパーですから・・・。
金花湯への林道に入れない場合の副案も検討中です。
興味深い記事拝読いたしました。ところで写真はご自身撮影のものですか?そうでないとしたら転載許可は?。以上老婆心から。
仰る通りだと思います。
やはり画像はオリジナルの方が良いですね。
私としては、画像がある方が分かりやすいと思い
貼ってみたのですが・・・。
よってすべての画像を削除しました。
この次はオリジナルの画像で投稿したいと思います。