オオジシギ
もう夏なのだが、春先にキャンプ時や野山で出会う鳥。
いや、出会うというより、凄まじいまでの羽音に驚かされる鳥なのです。
事典では「ズビヤク、ズビヤク 」と鳴くと書いていますが、
私には、そう聞こえてきません。 ビチュゥイ、ビチュゥイ?て感じかな?
この鳥、ビチュゥイ、ビチュゥイと鳴き続けながら、空高くどんどん高度を上げていきます。
そして一気に急降下、そのときの羽音がズザザザザザザザッー
野山が真っ暗になる時間になっても
急上昇ビチュゥイ、ビチュゥイ、急降下ズザザザザザザザッー
辺りが暗くなってしまうと何処にいるか分かりませんが、まるで直ぐそばにいるかのような轟音です。
ビチュゥイ、ビチュゥイ、ズザザザザザザザッー。
ビチュゥイ、ビチュゥイ、ズザザザザザザザッー。
キャンプへ行った時にも、テントに入って眠りにつくまでビチュゥイ、ビチュゥイ、ズザザザザザザザッー。
30cmにも満たない体で遥かオーストラリアから4000km飛んで来る、春の鳥。
環境の変化に弱い鳥ですが、私の行く野山には、まだ沢山います。
これからも、毎年渡って来る、オオジシギを見ていたいものです。
2006年07月04日
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タシギなんかは稲妻のようなガキガキッとした飛び方をしたりして。
先日、汐首漁港で釣りをしていたらホトトギスの鳴き声が聞こえてきました。
テッペンハゲタカァ、テッペンハゲタカァ・・・
頭髪の薄くなった私には妙にグサッとくる泣き声の鳥です。
気味の悪い鳥にトラツグミがいますね。
いわゆる鵺鳥「ヌエ」と呼ばれる鳥です。
本当の「鵺」は架空の動物で、確か サルの顔、
タヌキの胴体、トラの手足、ヘビのシッポ、
「ヒョーヒョー」と気味の悪い声で鳴くらしく、
ここから鵺=トラツグミになったらしいです。