我が家から少し離れた所に亀田川が流れていて、川沿いの道は私の通勤路となっている。
その川沿いには栃の木が街路樹として十数本植えられています。
先週から栃の実が落ちる時期になったようで、沢山の栃の実が落ちている。
栃の実って、実だけを見れば栗に似てるから間違うかも知れませんが、イガがないから間違うはずはありません。
なのに毎日のように、いろんな人が栃の実を拾っています。
昔は田舎で栃の実餅を作った記憶があるけど、今はもっともっと美味しい物があるから食べはしません。
栃の実を食べられるようにするには、2ヶ月近く灰汁抜きをしなければならないから大変なのに・・・
栃の実の食べ方は・・・お餅でしか食べた事ないけど・・・
その作り方なら確か・・・
1)3〜5日ぐらい水に漬けてから水洗いする。
2)1ヶ月ぐらい天日干しして乾燥させる。
3)熱湯で茹でて1〜2日放置後、もう一度茹でて皮をむきます。
4)網袋に入れてきれいな川の水(流水)に2週間ぐらい浸す。
5)水を切った栃の実を灰と一緒に煮て、煮汁と一緒に2〜3日アク抜きする。
6)水を切れば出来上がり。
7)これにもち米を混ぜて、あとは普通の餅作りの要領。
こんなに面倒臭いのに、まだ作っている人がいるんだべか?
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2011年09月22日
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食べるのにこんなに面倒くさい手順が有るとは知らなかった。
私の知ってる栃の実の利用法は、焼酎に漬けて打ち身の薬にするってくらいです。
すごく臭いけど。
効果?と言うより、普通の湿布の方が好きです。
今年は実を拾ってきて、庭に蒔こうと狙っています。トチノキの生長はわりと早いので、わが家の庭で咲かせたいのです(^^)。
面倒臭い工程で、食べてもフゥ〜ンってな程度の味しかしません。
昔々、伐採しても栃ノ木だけは残しておいて非常食として使ったそうです。
ドン百姓の主食がアワ・ヒエだった頃、この栃の実も食べたそうです。
確かに焼酎に浸けて薬として活用もしてましたね。
今は湿布薬の方が絶対効くと思いますよ。
セイヨウトチノキってマロニエとかって呼ばれるやつですよね。
5年もすればそこそこの大きさになりますね。
近くの街路樹の栃ノ木は30年で結構な大木になってます。
葉っぱが大きいので、秋の落ち葉でイモを焼くのも良いかもしれませんね。
今年は職場の山のドングリの生りが悪くプーさんが近くまで出て来て困ります。
すぐに食べるのであれば、3)からの手順で食べられるはずです。
それでも20日はかかりますね。
こちらでもドングリの出来も山葡萄の出来もイマイチでした。
縄張りの少ない弱いクマは人里まで下りて来るから困りますね。