詳細はWikiでも読めるし、映画や沢山の書籍が出されているから私が書くまでもないでしょう。
あれからもう100年も経ってしまったわけです。
この当時の船は、帆船と汽船の過渡期でもあり、汽船と言えど帆船独特の優美な姿を残しています。
私としては、客船の一番美しい時期だったと思います。
タイタニックの4本煙突だって4本目の煙突はダミーであり、美さの追求により4本煙突にしたそうです。
反面、甲板上にある救命ボートが美観を崩すという理由のため、人数分の救命ボートを搭載しなかったという面もありましたが・・・
無理ではありますが、一度見てみたい船でした。
さて、我が家のタイタニックはというと・・・
残念ながらタイタニック号はありま・・・すけど、改造しちゃってます。
氷山なんかに衝突して沈没しないようレーダー装備して、後甲板にはヘリポートまで増設してるから、もうタイタニックとは言えません。


函館で普通に見る事の出来る海自「キリクラス」と比べるとこんな感じです。
全長269mのタイタニックは、戦艦大和より6m大きい。

大きさが分かりやすいようにヘリポートにC130を乗せてます。
私が見た最大級の客船『飛鳥U』より30mも大きい。
これが今から100年も前に出来ていたんです。
こちらのテレビでタイタニック関連の番組をよくやるなあ、と思っていたのですが、なるほどです。
「Saving The Titanic」という番組は、ボイラーやエンジンや電気系統を管理する技術屋の視点で作られた1時間ドラマでしたが、面白かったです。当然すべて実在の人物で、皆さん犠牲になってます。沈没直前まで、電気が点いていた、ということで、相当頑張っていたのですねえ。
大和と6m差だったんですね。ということは、大和も相当大きかったんですねえ・・
私が見た実物はロングビーチのQueenMaryですが、あれと比べるとどうなのでしょう?
テレビでやっていたでしょうけど、今では伝説のような海難事件です。
乗組員や楽団員、そして一等船室の貴族階級の方々の最後まで貴族として亡くなった人達。
当時は、キュナードとホワイトスターという客船会社が競って建造していました、
その中の一隻が、クイーンメリーです。
これはオリンピック・タイタニック・ブリタニック三姉妹の20年程あとに建造された船ですからクイーンメリーの方が断然大きいですよ。
確か310mぐらいあって排水量もタイタニックの倍近かったと思います。
ファンの間では三本煙突がアダになり人気ありませんが(笑)
ポセイドンアドベンチャーのモデルになった船でもありますね。
「Saving The Titanic」YouTubeに60分全部出てました。
http://www.youtube.com/watch?v=Noe7ITB4ls4
こちらのテレビの番組では、タイタニック事故の犠牲者、生還者の末裔の現在の話なども取材してました。貴族の男性でありながら、救命ボートに乗って助かってしまった人、船の所有者なのに逃げて助かったイズメイ氏の話など、興味深かったです。
動画リンクありがとうございます。
ゆっくり見てみます。
主任設計技師トーマス・アンドリュースや、もちろん船長も船と共に沈みましたが、
船主であるブルース・イズメイは、生き恥をさらしましたね。
悲劇ではありますますが、この事故から得るものは計り知れないと思いますね。