大野ダムから厚沢部方向へ走り、鶉ダムのわき道から道道67号線へ、
途中の野山もすっかり色付いています。

この道は以前紹介した盤石岳林道に入る道でもあります。
途中の川原に車を停めて川を覗くと、まだシャケがいますね。
産卵を終えたんでしょうか?
ひれが真っ白くなっていて、「ほっちゃれ」ですな・・・

銀婚湯までは道路も良く気分の良いドライブができました。
流石に外の気温は12〜13℃ほどですから走っているバイクはいません。
体調が良かったら私なら走るんだけど・・・
国道5号線に出て函館方向に戻りながら、あちらこちらと寄り道しつつ大沼到着。
日暮山に登って見ましょかね。

普段は誰もいない日暮山へ通じる林道ですが、対向車が随分と来ます。
林道は1.5車線分ぐらいしかないにもかかわらず、下りの車は全然譲ってくれません。
登り優先って事を知らないんでしょうか?
仕方なく、車が来るたび路肩に寄せてやり過ごすしかないようです。

頂上の駐車場に到着すると案の定、めずらしく車が停まっていました。

頂上まで100m程の遊歩道を歩いて登ります。
みんな一眼のデジカメに三脚立てて撮影中。
どこから撮ってもベストポジションは占領されてありません・・・

一応、頂上からの景色をヘタクソなパノラマにしてみました。
鼻水ばかり出てくるし、今回は早々に退散する私です。
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風邪はまだ完全ではないようですね。
無理をしないように気を付けてください。
こちらの方も朝晩はめっきりと冷え込むようになりました。
そちらの方はさぞかし寒くなってきているのでしょうね。でも、紅葉が本当に綺麗ですね。
ところで、「ほっちゃれ」って何なんでしょうか? 鮭のほっちゃれ? 産卵が終わって死んでいく鮭のことでしょうか?
パノラマ写真を見せていただくと、本当に広々と自然が広がっていて、“ああ、北海道の広大な大自然なんだなー”と感じました。
まだ鼻がグスグス咳がコンコンでした。
「ほっちゃれ」は阿頼王さんのご想像通り産卵後のサケのことです。
北海道の人は産卵後のパサパサして脂が全然無いサケを食べません。
ですから、「放っておけ」って言う意味で「ほっちゃれ」と言います。
そして、「ほっちゃれ」には「ご苦労さん」と言う意味も含まれていて、
サケの死骸がまた自然に帰り、
新しい生命の糧になってくれる事を願っているわけで、
「ほっちゃれ」という言葉には自然を愛しむやさしい先人の心があります。