ズリ山が見つからないので、坑口から少し奥へ林道を進んでみます。
すっかり道が整備されてしまって昔の面影が全くありません。
こんな砂防ダムみたいな物まで出来てしまっています。
乗用車ではあまり奥には入れないほどアップダウンが連続していますし、
日暮れまであまり時間が無いので、引き返してみると
何となく見覚えがあるような風景が・・・
ここら辺がズリ山跡だった気がしますので、車から降りて探してみます。
水晶は無理だとしても、マンガン鉱石の黒い石だけでも無いもんかな?
当時だって20個の石を割っても一個あるかどうかでしたから、
そうそう水晶は無いんです。
まぐれで砂金が見つかる事が稀にありましたが・・・
おぼこ岳がだんだんと暗くなって行きます。
早く探しましょう・・・
平らになってはいるものの確かに、ここはズリ山の跡みたいです。
何個かの黒い石を見つけて割ってみます。
ありました。
マンガン鉱石です。
ピンク色しているのはマンガンが酸素と反応して酸化皮膜を作っているためです。
辺りが暗くなって来たので、今回はこれにて終了。
マンガン鉱石は今もズリ山や川原で見つけることが出来ましたから、
来春にでも山見湖を見て、その後ゆっくりと水晶やマンガン探しをする事にして家路につきました。
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2006年11月29日
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ようやく“石”にたどり着きましたね。
水晶ではなくてマンガン鉱石でしたね。
でも、このピンクの鉱石、良く見ると綺麗ですね。
来春は水晶を期待しております(^^)
大きな声では言えないんですが、このマンガン鉱石は有名なんですよ。
ネットオークションの「原石コーナー」なんかを見ると、
こんなただの「石くれ」が結構なお値段で取引されていたりしてます。
私もオークションに出して小遣いでも稼ごうかな?
なんて考えたりもしましたが、どちらにしても
もうすぐ雪に閉ざされてしまいますから、来年でしょうね。