10月7日(日)4人で駒見林道と鹿部町にある謎の低山折戸山へ行ってきた。
詳細はHPにアップ済ですが、今回の駒見林道はやっつけ仕事的な探訪だった。ここは以前に何度も通ってるし、林道ガイド的なサイトではどこでも紹介してます。
しかし、6年も通っておらず、現在の状況を確認するって感じでの探訪だから、やっぱりイマイチだった。良かったのは、4人で行ったから話し相手がいて退屈しなかったし、安心だった事でしょう。この林道も隣にある常呂林道もそうだが、正直あまり好きな林道じゃないんです。もちろん、函館から駒ケ岳側に抜けられると言う魅力はあるし、景色もまあまあです。
でも、やっぱり好きじゃない。景色が良いのは、林道のほんの一部に過ぎないし北側斜面という事もあり、いつもジメジメした感じで路面の石が苔むしていたりと陰湿なイメージが私の中にあるからでしょう。常呂林道に至っては更に悪い。全線鬱蒼として見通しが悪い上、二度もプーさんに遭遇してる(すぐ逃げたが)林道なんですから。
まあ、常呂林道の数少ない魅力といえば、20年ほど前に魚撮りがてら常呂川沿いに沢歩きした際に、川沿いのガケからお湯がコンコンと湧き出ていて、ちょっと驚いた事でしょうか。当時は、GPSなんぞ無かったから、今となってはその温泉がどこなのかも不明です。
お次に探訪した折戸山は、今の2.5万の地図だと点線の道でしかありませんが、当時は(30年程前)ブルジョワ相手の別荘地にしようと思ったのか?迷路状に舗装路が伸びていて、その時乗っていた航続距離の短いTL125では、回りきれなかった思い出があります。
ダートの廃道は、ある意味気持ち良い?が(個人差あるけどね)舗装された廃道は気持ち悪かった。しかし、今はGPSという文明の利器があるから全線通ってみたいという気持ちが沸いて来ました。
今シーズン内に2か所行きたい所が残ってるから、行けるとすれば10月14日(日)でしょう。週間天気予報だとあまり良さそうな天気じゃありませんが、一応決行してみる事にしました。Tレックスの前から9:00に出発します。日暮れの早い時期ですから最長でも15:00までに上がるつもり。と、思ったが今週いっぱい雨の予報で無理みたいでした。
2012年10月09日
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高校生のころ、ロックに狂っていて、バンドをやっていたものですから(笑)。
なるほどね。
私はロックを聴かないので分かりません。
Tレックスってティラノサウルス・レックス以外思いつきませんでしたね。
はじめまして。
数か月前こちらのホームページに初訪問後、私が二十数年前まで山菜取りの為に駈け回っていた山林道の現況を、楽しく興味深く毎日々記事を読み逃げしておりました。
申し訳ありません。
この度の折戸山の記事を拝見、往時の出来事が走馬灯の様に思い起こされ、コメントさせていただきます。
まず今でも舗装路が健在なのには驚きです、この場所は大沼湖畔や駒ヶ岳山麓の分譲地と同様に、日本列島改造論に端を発した土地ブームにより、昭和四十年代に乱開発された場所と記憶しております。
当時小学生だった私は、親戚の者に連れられて鹿部七飯大野と、同様の即席開発された山野を沢山々見て回った記憶があります。
しかしオイルショック後、土地ブームも衰退の一途をたどり、これら土地も放置荒廃していった様です。
黒ウサギ様もご存知かと思いますが、人の手の入った場所や風雨で地形が変わった様な場所ほどメジャーな山菜が沢山採れます。(春秋どちらも)
野趣あふれる手つかずの山林、廃道化して野に還った林道沿いなどは余り有りません。(レア物は有ります)
前置きが長くなってしまいましたが、私は駒ヶ岳山麓やこの場所に毎年初秋の頃、休日や仕事の合間を縫って連日通っていました。
しかし年々採取に入る人が増えてきて、業を煮やした管理者の方(多分)が入口を塞ぎ、さらに巡回して無断で入っている人に注意をするようになり、この場所での山菜取りをする者は少なくなっていきました。
でも私は生来のほいどでよぐたがり、駒見や鹿部噴火湾側からこの場所に侵入しておりました。(もう盗人)
そして二十数年前のある年の事です、私は精進川鉱山跡近くに車を止め、そこから四輪バギーに乗り換えて、くだんの場所に向かいました。
最初に目に入ったのは、隣接牧場のデントコーン畑の中を何かが通ったように、不規則にコーンが倒れており、舗装路上にコーンの皮が大量に散乱していました。
「今年はこんな所まで下りてきているのか」と思いながらも、バギーを最上部のロータリーまで走らせ一休み、その後区画を見ながらゆっくり下ってきたところ、ものすごい異臭に気付いてバギーから降りました。
そこで見たものは枝道上に盛られた笹の葉、「なぜここから悪臭が」と思いつつ、手に持つマチェットで笹をのけると、そこには大量のイカゴロがありました。
「なんじゃーこりゃ!」と思いながら付近の藪を見ると、蹄が見えたので近づくと何らかの生き物の足がニョッキと地面に刺さっておりました。
「#&%$@ヤバイ!!」と思った瞬間に周りを見渡すと、数十メートル先から巨大な茶色い物体がこちらに突進してくるではないですか、背を向けてはいけない、走ってはいけない、十分知っていますがこの状況では戦うか逃げるしか選択肢はありません。
私は逃げました、バギーまで十数メートル走りました、転びながらも逃げました。
エンジンかけて発進確認?真後ろにいました、山ではいままで見た事無い大きさです、登別に居るのと同等です、ギアを入れ猛ダッシュ、二速全開でもついてきます、もう振り返れません、ブレーキも掛けれません、曲がれません、ですが帰路の道が見えてきました、仕方なく減速して振り返るともういませんでした、追跡を諦めたようです。
そこからは全開で車の所まで戻り、そそくさとトレーラーにバギーを積み込みました。
そこで気付いたのですが、私はちびっていました、オマタが気持ち悪かったです。
そしてこの日を境に私は、山菜取り河沼釣り林道走りをやめました。
本当に山野をなめていました。
グダグダの長文失礼しました、ご不快であれば削除してください。
はじめまして コメントありがとうございます。
折戸山の廃道群の歴史がこれでわかりました。
私が通った30年前でも若干の風化が見られたので、いつの頃に作られたのか謎でした。
そして、現在は舗装が割れて自然に帰ってると思っての探訪でしたが、いまだ健在だったのには驚きましたね。
それにしても恐ろしい経験をされていたようで・・・
仰る通り、どくきのこさんが、当時ほいどの山菜採りなら熊がカニの代わりをしたんじゃないかと思ってしまいました。
カニと言ってもお分かりでなければ、HPのhttp://kurousagitekikokoro.web.fc2.com/2012.04.22ainunegitori1.htmlをご覧になれば分かります。
しかも、イカゴロがあったって事は、当時は(も)不法投棄が盛んに行われていたんでしょう。
私はバッタリとプーさんに遭った事が何度かありますが、そんな巨大な熊に遭った事はありませんし、そばに動物の足があったって事は、自分の食べ物を守るために排除行動にでたのでしょう。
こんな思いをしたら、以後、私も野山へ行くのを考えると思います。
貴重な情報と体験談、ありがとうございました。