昨日の函館山要塞の砲弾に引き続いてのお話です。
北斗市(旧上磯町)矢不来(やふらい)から函館山を見るとこんな物があります。
函館市民や北斗市近郊の方なら何度も目にしていると思いますが、
「一体これは何?」って考えることなく通り過ぎるのが普通かもしれません。
実はこれ、函館山要塞の大砲を撃つための『水尺』なのです。
つまり、海水位が現在どの位あるのか知ることができないと
砲撃目標までの測距(目標までの距離を測る)に誤差が出てしまう為
このような物があるのです。
現在はレーダーやレーザー照準です。
水尺自体全く不要ですから、もちろん使い道はありません。
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2006年12月18日
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