この林道最後の難関が私を待っていました。
下り勾配約20〜25%以上で全面凍結。
画像で分かりますかね。
下の方までズズズイーット続いているのが・・・
恐る恐る路面に入ります。
ゲーッ!!全く止まりません・・・
スパイクが全く効かない・・・
前輪後輪ロック状態のままドンドン滑り続けるじゃありませんか。
山側にバイクを乗り上げて緊急停止。
少し考えよう・・・
もし自動車だったらABS効きっぱなしのまま右の沢に転落するかも知れません。
私が自動車を運転してこの凍結路面を走るとすれば、
左の山側にタイヤを乗せて、ゆっくり・ゆっくり下りると思う。
メイトでもそれをやってみましょう・・・
とはいったものの、軽いメイトは左側を走り続けられず、
すぐに凍結路面に押し出されてしまいました。
今度はアイスダンスどころじゃありません。
一旦メイトを『四点支持転倒回避法』を使い停止させます。
こりゃニッチもサッチもいかん・・・
だからといって戻るに戻られそうもないので、もう一度考えよう。
ポク・ポク・ポク・ポク・ポク・ポク・チ〜ン(一休さんより)
滑るのなら滑るでそれを利用して、左の山側に前輪をあてて後輪は凍結路面に置いて進むことに決定。
わかるかな?
つまり、前輪のサイドを山側の土や氷に当て、その摩擦抵抗でスピードを殺すのです。
もちろん足も出しますが、左足だけ。
右は後ろブレーキに使いますからね。
メイトはカウンターを当てたような形になり、斜めになったまま坂を下り続ける。
どうやら成功のようです。
その後、何度か現れた凍結下り坂もこの方法でクリア!
暫らく走ると路面状況は変わりませんが、林道が水平なので通常走行可能です。
左手に矢別ダム湖が見えてきました。
フ〜ッ一安心。
この橋を渡れば道道83号線ですから、林道走行もこれにて終了。
あとは我が家へまっしぐら。
お後がよろしいようで・・・。
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2007年01月10日
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凄まじい下りのアイスバーン!!!
スゴイ!ゾクゾクしますね!僕も走りたーい!下りたーい!
私も近くの林道探索してみたくなっちゃったー
画像では分かりませんが、氷の厚さが3〜5cmもあったでしょうか。
雪国の年中バイク乗りさんのDTなら何とかなったかもしれません。
問題は足付き性かな?
とにかく足付きが良い方がこんな林道では助かります。
今日、本格的な雪道通勤となりました。
黒うさぎさんの、必殺!「四点支持転倒回避方」が無ければ、普通の人は走行不能なのでは?
メイトでの林道走行楽しんでますね〜記事を読んでいて楽しくなります。
コメントありがとうございます。
スパイクタイヤと言えども凍った下り坂では
昔懐かしい「Wけんじのダイビングクイズ」の滑り台みたい。
4問不正解状態のこの凍結路面、何とかこなせました。
メイトだったから大丈夫でしたが、自動車なら自信ありません。
今期は雪が降らず一ヶ月間多くドライな路面でバイクが乗れて良かったです。