11月にメイトのオイル交換をして、約1000km走りました。
冬場は、メイトの持病であるオイルの乳化が今までだと、せいぜいコーヒー牛乳色だったが、灰色になってた。
一応、一回だけフラッシングしてから交換したが、この分だとすぐに乳化しそうだから近々交換しないとダメみたい。
しかも、サビ対策してるにも関わらず、道路の塩カル散布がハンパじゃないからサビもかなり出て来てる。
気がかりだったエキパイ部分のサビは、エンジンから排出される水分で、外からサビ対策をしても中から腐食が進行してるようです。
マフラー一式で2万円弱、それと頻繁に交換するオイル代もばかにならない。
少しだけだけど、TW雪中キャンプツーリング計画ってのがあったが、メイトの方に予算を取られてダメでしょう。(本当は艦船購入費に使うから)
それに、15年選手のTWに塩カルだらけの雪道を走らせて、寿命を更に縮めたくないしね。
2013年01月17日
この記事へのトラックバック
仕事柄、実際に散布されている凍結防止剤を調べてみたのですが、主が塩化ナトリウム100%、つまり食塩と同じ成分を撒いているケースが多いようです。
次いで、塩化ナトリムに塩化カルシウムまたは塩化マグネシウムを8:2の割合で混ぜた混合物を撒くケースです。
つまり、塩化物を散布しているのがほとんどのようです。ちなみに塩化カリウムは使われていません。金属の腐食を含め、塩化物を散布するのは自然環境にも良くないことは言うまでもありません。
環境に優しい剤としては、CMA剤(酢酸カルシウム・酢酸マグネシウム)、酢酸ナトリウム・酢酸カリウムがあるようですが、価格が高いのと効果が塩化物より劣るとの理由でほとんど使われていないようです。
つまり、冬の北海道の道路上は塩水または塩水の凍った氷の状態なんです。
雪の降り方によって、塩分濃度は上下すると思いますが、基本的に車・バイクは塩漬けになっていると考えた方がよいわけです。
事実を知ってしまうと、私も冬季道路上ではジェベルXCとKLXは絶対に走らせたくなくなりました。
ジェベル125には仕方なく我慢してもらうつもりなんですけどね(笑)。
行政側は道路が凍結すると滑って危険であると主張しますが、これは全くおかしいと考えます。
タイヤが滑るのは、氷が融けて氷とタイヤの間に水の膜ができるから滑るというのはタイヤメーカーの研究によって明らかにされているはずです。
つまり、マイナス10℃以下でカチカチに凍ったアイスバーン上ではタイヤは滑るはずはないんです。
もちろん、摩擦係数は舗装路面ほど高くはないはずですが、氷上だから滑るというのは詭弁です。
気温がマイナス10℃以下のしばれる条件下で、凍結防止剤を撒いても、路面温度がマイナ4〜6℃程度でも凝固点降下作用とタイヤの摩擦熱で氷が融け出し、アイスバーン上に水の膜が発生し
、滑りやすくなるはずなんです。
しかも、凍結防止効果は低すぎる気温のため、十分に作用せず、アイスバーンは残ったままとなります。つまり、凍結防止剤を全く撒かないアイスバーン状態よりも、撒いた後の融けかけたアイスバーン状態が滑りやすくなるということなんです。
気温がマイナス2〜5℃くらいの比較的暖かい状態では、凍結防止剤とタイヤの摩擦熱の効果で路面の氷が完全に融けてアイスバーンが消失し、したがってタイヤが滑ることがなくなる状態になる確率が高いと考えます。
でも、行政は気温降下のレベルに関係なく、冷えてくれば冷えてくるほど凍結防止剤をたくさん撒けばよいと考えているように思えてなりません。
まったくのナンセンスだと思うのです。
現状では、道路管理技術を実学の学問として、実践的な研究をしている学者が道内にはまったくいないのでは・・・? と思ってしまいます。
コメントが超長くなって、すみませんm(_ _)m。
長文コメントありがとうございます。
私の書いた記事より時間が掛かったかも知れませんね。
塩カリは、記憶では30年前でも撒かれていましたが、スタッドレスタイヤになった25年前から本格的になってきたと記憶しています。
なにせ理屈じゃなく30年以上も雪道を走ってると砂浜を走ったのと同程度にサビが進むような気がします。
特にスポークとマフラー周りのサビはかなりのものです。
今は、オイル漬け状態でメイトを走らせてますが、やっぱり『耳なし芳一の経文』が付いてない部分はすぐにサビてしまいます。
函館は、あまり寒くならない土地柄ですが、凍結防止剤を撒けば、先日書いたように凍結フカフカ路面になったりしますからね。
いっその事、凍結防止剤の散布は止めて除雪のみでも良いような気がします。
まあ、ブラックアイスってのもありますがね・・・
確かに圧雪で滑りにくい路面に塩カリを撒く意味が
わかりません。四輪でもまともに走れなくなります。
撒いてるかたも恐らく解っているのでは無いでしょうか。きっとマニュアルがあるんでしょうね。融雪剤で中途半端に溶けた雪が再度凍ってしまうと余計走りにくくなりますね
みなさん、かなりの誤解をされているようなので・・・
「塩化カリ(塩化カリウム KCl)」は凍結防止剤としては使われていません。過去、現在ともそうです。
「塩化カリウム(KCl)」は毒性が高く、血液中に入ると心停止させる効果があるので、死刑執行のための薬物として使用される場合があるようです。凝固点降下はさほど大きくなく、しかも高価なので、道路に散布する資材ではないのです。
「塩化カルシウムCaCl2」が凍結防止剤として使われることがありますので、おそらくそれとの取り違えだと思われます。
一般的には「塩化ナトリウム(Nacl・食塩)」が最も安価なので、最も大量に使用されているわけです。
ブラックアイスに撒くなら良いんですけどね。
これだけ雪が積もってる状態だとバイクは難行苦行の走行です。
しかも、大通りから路地に入る部分も融けるから尚更ワダチが深くなってわやですからね。
そうでした。
塩カリじゃなく塩カルでした。
気を抜くとすぐに塩カリって言ってしまいます。
語呂が良いからそう呼ぶんでしょう。
過去記事見たら塩カルでしたね。
http://kurousagi1998.seesaa.net/article/252411722.html
確かに勘違いして殆どの人が塩カリって言ってます。
まあ、話は通りますから良いのでしょう。
特に今年は愛車(9年選手の軽自)のサビのあがり方が酷いと思っていました。みなさんのお話をうかがって納得しました。なんとかならないのでしょうかね〜。
ここ数年、函館も雪が多くて酷い事になってますね。
今の自動車は塗装が良いので錆びづらくはなってるとはいえ、錆は出ますよね。
自動車の錆対策は、洗車機をかけるぐらいしかないでしょうね。
私はいつも中古車しか買えない人間ですが、5年程度でも錆が酷い車はいっぱいあります。
特に軽は酷い個体が多いかも。
内地ものは錆も少ないし程度が良いから大人気とか。
以前15年落ちになるまで乗っていたボロボロのBMWは下回り含めて最後まで綺麗な状態を維持出来てました。
工具ぶつけて塗装が剥げた場所もちょっと錆色が出た位で数年放置しても広がらなかったし。
オイルの乳化は、結露でたまった水がオイルと混ざって起こる場合が多いですよね。
短距離走行が多い場合とか、油温の上がりにくいハイブリッドカーで良くなります。
しゅにさんは、車もバイクも乗りますからね。
函館の車は、塩害があるから中古はダメって昔から聞いてましたが、確かに今じゃ道内すべてダメかもしれませんね。
オイルの乳化は仰る通りだと思います。
私は、通勤での短距離走行ですぐに乳化してると思いますね。
しかも冬に限らず夏でも未舗装道路等には散布してますしね。
冬場だけは、ほぼ毎日車の下回りをスプレー洗車機で洗うようにしていますが、やっぱり錆びますね。
恐らく、橋等の腐食防止?だと思うのですが、塩カルではなく細かな石を巻いている処もありますね。
私はよく札幌に行くのですが、中山峠を走るとボディにたくさん付きますし、走ってるとカンカンうるさいです。
しかも前に車がいると飛んできますので、車に傷が付く事があります。
2〜3ミリ程度の大きさですが、あれはあれで考え物ですね。
ニセコあたりでも撒いていたような記憶があります。
どちらにせよ、除雪だけしっかりやってくれればいいので、余計な物は撒くなって思います(笑)
塩化カルを撒いて助かるのは、日中に雨が降って夕方からしばれて完全なブラックアイスになった時ぐらいです。
この時は、流石に撒いて欲しいですけど、その何倍も余計な時に撒いてますからね。
何でもかんでも予算削減で、除雪に使う重機もあまりないみたいだし
それならって事で融雪剤を撒いて誤魔化してるような気もします。