さてさて、この足跡がお父さんのものなのかは分かりませんが、
とりあえず追いかけてみましょう。
足跡はドンドン森の奥へと伸びています。
5分ほど歩くと小川にぶつかりました。
どうやらこの川を渡って向こう岸へ行ったようなので私も渡ってみた。
しばらく進むと林道に合流。
ところが、この辺りは暖かく日当たりが良い場所のようで、土が固く締まっています。
要するに足跡が消えちゃっているわけなのです。
お父さんに会えず仕舞いかなぁ〜残念・・・
それでも林道伝いにしばらく歩いていくと、パシュ、パシュと人工的な音が聞こえてきました。
う〜ん どうやら枝払いのナタの音のように聞こえます。
林道から外れてその方向へ歩いてみたら、向こうにほっかぶりをした人間を発見。
間違いなくイエティやビッグフットなどではありません。
近づいて見ると、やっぱり樹液をくれたお父さんです。
ここからは翻訳しなければ分からない程の訛った会話なので要点だけ書きましょうかね。
先週お父さんに頂いた白樺の樹液が何となくだが、効能があった事。
お父さんはあくまで趣味での採取で営利目的では無い事。
樹液は来年までの一年分を採ったので、後は人にあげる分、
もしくは人に頼まれた分を採っている事。
そろそろ樹液のシーズンが終わりに近い事、等々を話しました。
結局、私が持参した500CC入りペットボトル2本分を有り難く頂戴して、
御礼の粗品をお父さんにプレゼント。
その上、来年はお父さんの山で、樹液が出そうな白樺を教えてあげるからその木から勝手に好きなだけ採って良いとの事。
まあ口約束だし、このお父さんが来年も私の事を覚えているかも怪しいものですが・・・
そんなお父さんの心意気を嬉しく思いこの森をあとにしたのでした。
途中で少し飲んじゃったんですが、我が家で撮った白樺の樹液。
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2007年04月09日
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そうですね。山を持っている人ってそう居ませんからね〜
このお父さんの山では熊も捕れるそうです(怖)
来年はモモンガの分も少しください。
飲んでみたぃっす!!
来年はあげられると思います。
でも、採り方と秘密の場所をコソッと教えます。自分で採るのもいいですよ。
“白樺の樹液”って、採れる時期が決まっているのですね。ペットボトルのお写真から判断すると、結構サラッとした液のように見えますが…、結構粘りとかあるのでしょうか?
白樺には“カバノアナタケ”とか言うキノコが生えて、その効能はアガリスクの数十倍とか数百倍とか聞いた事がありますが、そんなに強力な免疫増進効果があるキノコが生える樹ですから、それから採れる樹液も結構効きそうですね。
樹液自体はただの水みたいな感じですが口の中へ入れるとポカリスエットを薄くしたような甘みが少しあります。
『メイトで春へ』でのコメントを読んで頂ければ分かると思いますが、効ストレス薬としてかなりの効き目があるようです。
ストレスは万病の元ですから現代人にとっては万能薬かもしれませんね。