まだ姿は見えませんが、ゴロゴロという音がどんどん近づいてきます。
この音の感じではスノーモービルとも違うようですし、バイクなど来る筈もないでしょう。こんな雪道ならオフロードバイクなどよりも私のTWの方がずっと走破性が良いはずですからね。
しばらくするとその正体が見えてきます。
なるほど・・・山の熊ならぬ『グリズリー』がその正体でした。
『グリズリー』ヤマハ製660CC四輪駆動ATV。いわゆる四輪バギーという奴です。
そのグリズリーに乗っているお父さん?は手を振りながらこっちへやって来ました。
「ダメダメ、これ以上奥へ行けない〜」と言いながら私の前で停車。
そのお父さんにこの先の林道の状況を聴いてみると、
私の少し前にこの先へ入り、雪のために引き返してきたそうで、ゴロゴロと音がしていたのは、ATVをUターンさせていた音だったのです。
お父さんは「バイクでよくここまで来れたね〜」と感心しています。
私は逆にATVの走破性に驚いちゃった・・・
しばらくそのお父さんにグリズリーのお話や林道の雪解け状況等を聞かせてもらいました。
お父さん「山は人がいなくていい・・・」との言葉を残して立ち去っていきます。
これ以上進むのは困難ですから、一旦引き返してお隣の赤沼へ行きましょう。
赤沼へ続く林道も雪は融けているようですが、この先は分かりません。
途中からこの林道は、昔のままの整備されていない道になります。 林道は雪解け水のためかグチャグチャヌタヌタ。
その先は案の定・・・雪でした・・・この林道もこれにて終了。
まだ日も高いのでお隣の庄司山を見る蒜(にんにく)沢の林道でも散策しましょう。
この写真に撮られているにもかかわらず、私はTWの異常を知らぬまま前進するのでした。
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2007年05月05日
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今度はTW.....ドラマチックすぎる〜〜〜〜
グリズリー大きかったです。
オートマチックで楽みたいですね。
板は自作で山菜なんかを載せるそうです、
よくひっくり返るそうで林道なら良いかも知れませんが、
激藪や道の狭い所は一人では難しそうです。
一見ジープのような形ですが、「グリズリー」という4輪バギーでしたか!?こんな4輪バギーがあったんですね、知らなかった。
TWの異常とはなんでしょうかね?気になります。
グリズリーのお父さんの話だと、このバギーのタイヤは四本で10万円もするそうです。
パターンを見るとすぐ減ってしまいそうだし、
私のような貧乏人は見るだけの乗り物でしたね。
TWの異常はウインカーの脱落でした。経年変化が原因のようです。
他の部分も帰ってから総点検となりました。