2015年10月21日

8mmザイル

前回、5mmロープが見事に切れたので、更に強度のある8mm×20mザイルを注文していた。この8mmザイルと言うのは、登山では補助ロープ的な使われ方をする太さで、通常、人間が全体重をかけるような(ぶら下がる)場合は、10mm以上を使うのが普通らしい。

画像001.jpg
これはバッタ物?ながらザイルに分類されていた。このザイルは2000円弱で、本物というか、登山メーカーのザイルを見ると軽く5倍した。それで、ロープとザイルってどう違うかと思って調べてみたら、ザイルはドイツ語で、ロープは英語で同義語なんだって。なので、登山用品店では、登山用をザイルと呼んでいるそうです。

同サイズの物ならザイルは丈夫で、ロープと比べると耐荷重が数倍になる。普通のロープは荷重に耐えられなくなると突然切れる事がありますが(まさに今回)、繊維の編み方の違いや素材の違い等々で、ザイルはいきなり切れることはなく、ある程度伸びてから切れるらしい。テンションが掛かるとザイルは、ある程度伸びる性質があるという事は、ザイルが切れない転落時、伸びないロープと伸びるザイルでは、体にかかる負担が全然違うでしょう。

そこで思ったのが、ザイルでバイクを引っ張り上げるのは、適してないんじゃなかろうかって事でした。バイクを引っ張り上げようとした時、いちいち伸びてたら作業しづらいでしょうからね。いろいろ調べると、やっぱり適してないみたいで、物を引っ張り上げる時は、伸びない性質をもったロープの方が良いそうです。といっても、上記したように同サイズの物ならザイルの方が丈夫なんですから、ロープより細い物を選べる分、コンパクトになるって長所があります。

と、せっかく買ったんだから強引にザイルをバイク牽引に使うとして、5mmロープと8mmザイルの強度の違いを調べてみたが、同じ素材じゃなければ比較対象できないし、メーカーによって強度表示も違うから全く分かりません。ですから、私独断の考えで強度を占ってみます。

つまり、5mmと8mmの断面積の違いが強度の違いと考えてみた。
5mmのロープの断面積は、19.6mm3
8mmのザイルの断面積は、50.2mm3
ですから約2.5倍の強度があると仮定出来ます。

ちなみに登山用では、10mm程度のザイルが人をぶら下げる時に多用されてるみたいなので
そのザイルの断面積は、78.5mm3だから8mmザイルの約1.5倍の強度があると仮定できた。

画像002.jpg
前回切れたロープとは違いますが、赤いロープ(パラコード)は5mm×30mですから、だいぶ太さが違うでしょ。

画像003.jpg
比較対象がないと太さが分からないでしょうから、スプレー缶を置いてみた。

次回は、この8mmザイルでTWを引っ張ってみます。

もし、自分が崖からぶら下がって下りるとしたら、間違いなく10mm以上のザイルを使うと思いますけどね。



posted by 黒ウサギ at 21:31| 北海道 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そういえば、ビレーをとった後に下のパートナーにザイルを投げるとき「ロープ」と叫んでいました。
日本の山用語は、いろいろな国の言葉がごちゃまぜです。
岩に打ち込む犬釘のようなツールも昔はハーケンと呼んでいましたが最近はピトン(仏語)と呼んでいます。ハーケンクロイツを連想させるので嫌われたのですかね。

5mmのシュリンゲなら、以前にぶっち〜さんがご紹介されていたプルージックにちょうどよさそうです(片手で作れます)。基本的にフリクションを利用するので、クレモナでは滑るのでむりかなあ。
Posted by 川崎 鉄馬 at 2015年10月22日 11:09
確かに言われてみると山用語ってごちゃまぜですね。
ハーケンってビトンですけど、いつからそうなったか記憶にありません。
やっぱりネオナチとか出て来た頃からそうなったかなと思ったりしてました。

いえね、ぶっちーさんに教えてもらってすぐやってみたんです。
でも、やっぱり滑りました。
Posted by 黒ウサギ at 2015年10月22日 18:13
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