
5年ほど前までゴムボーイ240mmという折り畳みノコを使ってました。
コンパクトだし切れ味もなかなか良いし、替え刃もあるから切れなくなったら替え刃にすれば良いので、安心して使っていた。しかし、一種類しかノコギリを知らないと、もしかしたらもっと良いノコギリがあるんじゃなかろうかと思ってたんです。そこでこのゴムボーイの刃が切れなくなった時、別のノコギリを買ってみた。
まずは、240mmのノコ刃で満足だから、コンパクト性を狙って210mmタイプにしてみた。ただし、ボムボーイは、お値段が高いので1000円弱のバッタ物です。最初のうちは、ゴムボーイとノコ刃の切れ味がドッコイドッコイだから問題ないが、問題だったのはノコ刃の長さだった。通常、林道走行で倒木除去の判断基準の木の太さは20cmぐらいですが、210mmのノコギリだと20cmの木を切りづらい事が分かりました。わずか30mmの差でも、かなり使い勝手が違うものだと、この時思いました。とはいえ、勿体無いから切れなくなるまで2年ほど使用した。
その後、知人から剪定用の折り畳みじゃないノコギリをもらったので、面白そうだから使ってみた。これが最高に切れるノコギリだったが、なにしろ折りたためない上、ノコ刃の長さが50cm近くある巨大なノコなので、便利だけども持つのが面倒なので数回の使用で「物置の肥やし」になってしまいました。

(実物の写真がないからガメッた参考画像です)
しかし、これはこれで、当たり前かもしれませんが『ノコギリは長い方が早く木が切れる』と、一つ学習した。
そこで、ボムボーイより更に刃の長いビッグボーイを買った。これは、素晴らしい破壊力(切れ味)で、2011〜2014年頃まで大活躍してました。しかし、これもまた欠点があった。車ならいざ知らず、畳んでも仕舞寸法が40cm以上あるからかさ張る。そして、これは私のノコギリを使う腕の悪さもあるが、前と後ろの二点支持された倒木を、真ん中から切ろうとすると、切ってる途中で倒木が、くの字に曲がりノコギリが抜けなくなる。240mmのノコなら何とか抜けるんですが、長いノコだと一瞬で動かなくなる所まで引けてしまうんです。この時から二点支持された倒木は、下から切るって事を学習しました。

(ビッグボーイとゴムボーイの比較)
結局、このビッグボーイも刃が切れなくなったので、次のノコギリは何にしようかと考えてました。やはり汎用性が高いゴムボーイ240mmという事で良いと思って替え刃を探したら、1500円ぐらいした。ホームセンターのバッタ物ならハンドル付きで1200円程度で売られてるから、結局バッタ物にしてみました。

ちなみに、このバッタ物にも替え刃が売られてたんですが、ゴムボーイに合わないと思って本体ごと買いました。

でも家に帰ってゴムボーイに付けてみたら、しっかり付いたじゃありませんか、この替え刃なら650円だから1〜2年で買い替えても良いぐらいです。

(減ったゴムボーイの刃)

(新しい刃)
というわけで、現在の結論として、ノコギリは長いほど切れ、短いほどコンパクトだから、そのサジ加減で240mm程度が良さそうです。
なるほど〜
ちょっと考えるとそうですけど、なかなか気付かないですね。
CL125Aの水平分割のクランクケースを組んだときを思い出しました。あれも、ミッションのセレクターやベアリングの位置決めピンとかの関係でひっくり返して組んだほうがやり易いのです。
それにしても、これだけノコギリを頻繁に使用されているんですね。
思えば、私は林道で一度も使ったことありませんでした。
もっとも、アサリがついていたとしても丸太がV字に折れたら、山の中ではCRCぶっかけながらってわけにはいきませんからお手上げでしょうがね。
下から木を切るって発想の転換が必要なのでなかなか出来ませんでしたね。
最初は上から斜め左右から切ったりして倍の手間がかかってたんです。
ノコギリって木を切る以外にも草刈(笹刈)に使う事が多いです。
ゴムボーイメーカーのシルキーの取説には、アサリがないと切断面が綺麗なので付いてませんって書かれてました。
斧やチェーンソーで木を切る時も「追い口」と「受け口」を切りますから、太い木を切るのは二か所切るのが定石なんでしょうね。
見てると木々をなぎ倒してバイクをはしらせて、あとは山の幸を採り、そして釣りもかなりしてました。黒ウサギさんとやってる事は、似てるんですが、顔をしかめたくなる内容だったのです。その違いを考えました。黒ウサギさんは、生きとし生けるもの全て、そして、野山の風景も記事にしていて、癒しがあり、そこに私が惹き付けられるだとおもいました。黒ウサギさんのブログやHPは本当に貴重だと思います。
なんだか変な事を書いて申し訳ありません。
うどん好きさんなりに拙ブログを評価して頂き、ありがとうございます。
変な例えかも知れませんが、これ、“楽しむ”という宗教だと思って下さい。
そうすると、ゲロ道を走るのも私みたいに林道や昔は道だった廃道を走るのも、どちらも“楽しむ”という宗派の違う宗教だと思うんです。
でもね、宗派が違うと争いも起きますし、国家間では戦争にもなります。
なので、ここら辺はソッとしておきましょう。
まあ、ゲロ道走行は、自然破壊だと思いますが、これも私の宗派?の考え方ですからね。