
もちろん今でも聴いているし、ブログを書いてる今も聴いている。
そしてキャンプでも大活躍しています。
あまりにも使用頻度が多いから、壊れた時用に予備を考えてネットで見てみたんです。
そしたら驚いてしまいました。
買った当時(3年前)の最安値が1万円弱だった物が、今は45000円だって。
調べてみたら、2009年に、すでに生産完了していたのでした。
つまり、私が買ったのは流通在庫だったって事です。
45000円って価格は、プレミアムというか「足元を見てる」んでしょう・・・きっと。
このラジオ、今は珍しいメイドイン・ジャパンです。
ラジオとしての完成度も高く(というか完成してる)カセットサイズで40年前のBCLラジオと遜色ありません。
もう買えないラジオだから、これからも大切に使わないと! と思ったのでした。
xDピクチャカードなんかもそのうち対応カードリーダがなくなりそう。
WordやExcelの保存アイコンを「フロッピーディスクのアイコン」と説明すると、「フロッピーってなに?」と聞き返される時代ですから、「親指シフト」とか「モデムカプラ」とか言ったら完全に変人扱いでしょうね。
でも、こういった技術を私たちが享受していた時代は、全国新幹線鉄道整備法の基本計画に北海道新幹線が追加されたときよりはるかに新しいんです。
そんなに時代は進んでるんですか。
フロッピーってもう死語ですか・・・
確かに私もここ10年は使ってないから分からなくもありませんけどね。
今回紹介したラジオだって性能が良いのに誰も買わないから5年も流通在庫であったのでしょう。
ネットでラジオも聴けますから、やっぱりラジオって時代じゃないのでしょう。
いやいや、やっぱりいざとなったらラジオだと思います。
まあ、いざと言う時は、そう来ませんけどね。
「いざという時」私も来ないと思っていましたが、来たりするんです。
5年前の東日本大震災では、一瞬にしてすべてのライフラインが途絶えました。
電気がこない。揚水や給湯器の起動にも電気を使うので水やガスも使えない。
照明や暖房もなく、信号も消え、電車も走れず、携帯もかからず、スーパーからは食糧も尽き、、、
ああ、こんな世の中になるなんて。
ゴーストタウンのように真っ暗になってしまった町の姿を今でも忘れることができません。
その後も計画停電(発電量が足りないので輪番で停電させる)に2週間以上悩まされました。
そんな中役立ったのは、ラジオ、ろうそく、石油ストーブ。
結局最強なのは、スタンドアローンなローテク機器と、原始生活の知恵です。
そうですよね。
こういう事は、頭で分かってても経験しないとダメだって言うのよく分かります。
昔、ドラマ「北の国から」で富良野の町が大停電しました。
でも、五郎さんの家は全く変わらずの生活でした。
電気もガスも来てませんからね。
あれを見た時は、文明なんて実は凄く薄っぺらいものなんだと思いましたね。
ラジオ、ろうそく、電気を使わない石油ストーブと、使わない事を願ってます。
あっ、ラジオは使ってますけどね(笑)
デジタルラジオは、聴かなくても電池を使うので、あまい使いたくないんです。