今回はルアーとエサ釣りの準備だけでフライの用意はしてません。
ライズしているという事は、魚は空中を飛ぶ虫を捕食しているわけで、
魚の注意は水上に集中しているはずです。
こんな時はルアーやエサだとあまり釣れないんですよね〜
とりあえず一投目・・・スカ
二投目・・・ヒットしました。

20cm程のアメマスです。
三投目・・・スカ
やっぱり・・・ルアーの着水音でライズが止っちゃった・・・
下流に少し歩いて一投目でヒット

今度はブラウントラウトです。
この場所はそれで終了・・・
思ったほど釣れないし、ライズも無くなっちゃった。
嫌な予感・・・やっぱり的中です。
釣り下がると先行者がいます。
彼が釣った後なので、釣れないのも当然です。

空が明るくなってきました。
こりゃ、本格的に明るくなる前に場所替えをしましょう。
ダム湖の林道を戻り、ダムより下流域で釣りをする事にしました。

日が昇って来ちゃいました。
夏至の頃の太陽は横津岳の東側、烏帽子岳辺りから登るんだなぁ〜
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そうでしたか・・・
それでは少し今回の釣りのお魚のお勉強をしましょう。
初めに釣った『アメマス』はいわゆる『イワナ』が海に降りた(降海型)魚なんです。
陸封型(りくふう)、川にずっといるのがイワナって事ですね。
次に釣れたのが『ブラウントラウト』、これは最近釣り人等が放流し、
爆発的に増えてしまいました。
ヨーロッパ原産のサケ科の魚で大きさは1mを越えるほど大きくなります。
そのために在来種の『ヤマメ』や『イワナ』が少なくなっている現実があり、
釣り人には好ましいかも知れませんが、生態系上は?です。
ちなみにシューベルトのピアノ四重奏曲(だっけ)『鱒』は、この魚のことだそうですよ。
どちらも食べて美味しい魚で、私はアメマスのフライが好きです。
ブラントラウトも同様ですが、ヨーロッパのお魚ですから
ムニエルなんかが良いでしょうね。
以前、黒ウサギさんのブログ内でも少し言及されてましたが大沼にバスを放流した人がいたり、去年の8月6日(だったかな?)の「上磯ダムの釣り」というタイトルの中にもあったブラウンが増えイワナは上流に行かないと釣れなくなった的な生態系に関系することって釣り人(じゃなくても)それぞれ思うところがあるのでしょうが、アメマスの画像を見た時に日本の弱くて美しい在来種が消えていなくなる日が来てほしくない、と心底思いました。そして、いつもコメントが長くて申し訳ないですと心底思いました。次こそもっと簡潔にするぞー(笑+汗)
いえいえ、コメントいくら長くても良いですよ。
渓流釣りって生態系保護のため、キャッチ派とリリース派に分かれて
ウンチクが始まるのが嫌いです。
外来種のブラウントラウトなら生態系を乱す害魚として食べちゃっても理由が立つんで、上磯ダムではブラウンを釣ると必ずお持ち帰りしています。
沢山釣れるし美味しいですからね。
本当はヤマメを釣りたいのですが、今では希少価値ですから
食べるのならブラウンで十分です。