それはいいが、購入時からクラッチ側からシャオシャオって音が聞こえてました。
メイトの時は、ガシャガシャ、コンコン、カタカタ、カチャカチャが混ざった音だったけど、タペットとカムチェーンの音だろうと予想がついたので気にならなかった。
でも、クロスカブの場合、ヘルメットを被ると気になる音の周波数だけが聴こえる感じで、乗れば乗るほど音が大きくなってきたので気になってたんです。
故障というわけじゃないけど、気になる音なので場所を特定したいから見てみる事にしました。
まずは、一番臭いクラッチ調整からやってみますか。
メイトは、乗って左側の黒いキャップを外すとロックナットとアジャスターがこんにちはしたけど、クロスカブは右側です。
作業は簡単で、ロックナットを緩めてアジャストナットを一回転時計回りで回し、そこから左へ回し、固くなったら、そこから45度(1/8回転)ぐらい戻すだけ。
というのはメイトでしたけど。
クロスカブはどうなんでしょう?

一応、サービスマニュアルがあるから見てみます。

探すとなかなか出て来なかったので、監督さんとFIなんか見たりしてます。

ありました。
結局、メイトとほぼ同じで、5分程の作業時間で終わり、試走したら音が静かになったので一件落着。

カブなんだから5000km弱の走行距離でタペット調整したら、二度とカブは買わないつもりだったけど、そこまで落ちちゃいませんでした。
さすがによく見てますね。
確かに元来のカブのアジャスターは中心にありましたよね。
私もマニュアルでしか理解してないんですけど、仰る通り、クラッチリフターか、その奥にあるプレートカムリフターという部品の遊び調整だと理解してます。
しかしなんですよ。
以前のカブはクラッチ一つでしたが、その横に発進用クラッチが付いてます。そんな仕組みなので位置がずれたんでしょうね。
エンジン音もメイトで慣れてただけに、静かなのは良いけど、逆に耳障りな機械音が出て気になってたので調整しました。
で、後日談ですけど、音が静かになったら微妙にクラッチのフィーリングが悪くなって、もう一度良い塩梅に調整したんです。
そしたら元通りの音になってしまいました(笑)
要するに、調子が良い時は耳障りな音を出すバイクだって事で納得しましたね(なんだかなぁ〜)
それでは、この星形のパーツとKTCに引っ掛けた小話をひとつ、
スティーブ・ジョブスがお忍びで来日したときのこと、京都の土産物屋で星形の手裏剣を購入し、自家用飛行機に乗って帰ろうとしたところ、税関で止められ、それは危険物だから機内に持ち込むことはできないと言われて憤慨、自分の飛行機をハイジャックする馬鹿がいるか、と怒ったらしい。
手裏剣が仕込んでありますね(笑)
結局、クロスカブといえカブなので気にせずほっておいても良かったみたいです。
メカノイズをいちいち気にして乗るバイクじゃないのかも知れないけど、趣味としてカブに乗るとどうしても気になります。
メイトの時は、足だったのでメカノイズなんて気にせず、走りに影響が出た時しか見てませんので、それで良い乗り物だと思いましたね。
一応準備しておいたシクネスゲージを探す時間の方がかかりましたよ。
小話ありがとうございました。
アジャスターが、クラッチのハブの中心から外れているのですねえ・・
つい最近、CRF50のエンジンを組みましたが、CT90もそうですけど、アジャスターはクランクケースカバーの大きな円の中心にあるのが、伝統的(?)なホンダの(というか、自動遠心クラッチの?)設計かと。
これって、リフターの反対側の部分の遊びを調整することになるのでしょうか?
クランク軸側は回転数で繋がる所謂自動遠心クラッチ。
ミッション側はマニュアル車のクラッチと同様で、シフトペダルに連動させて、ギアシフト時に切るということですかね。
なるほど〜
管理画面からコメントしたら上に行ってしまいました(笑)
クラッチは二兎を追う男さんの通りの構造です。
関係ありませんが、走行中にメイトみたいにニュートラに入らないのはどうしてだろうと前から思ってまいした。
ニュートラの次はローなので走行中にローに入れば危険だからそういう構造にしたんだべと思ってただけだったんです。
調べてみたけど、やっぱりよく分かりません。
パーツリストを見て見たら、おそらくカウンターシャフトに付いてる爪みたいな部品が作用してるのかな?って。
やっぱり、百聞はなんとやらです(笑)