FB3にタイヤ交換したので小雨が降ってたが出かけてみた。
木古内まで走ったら雨脚が強くなったので、引き替えして北斗市界隈を散策してみた。
こっちはまだ冬って感じです。
林道へ入ろうと思ったが、この分じゃ無理でしょう。
舗装路すら未除雪部分は走られません。
タイヤの方は、数十年前に乗ったハンターカブと同じようなタイヤだから、まあこんなもんでしょう。滑る時は滑るし、滑らない時は滑らないって感じ。もちろん純正チェンシンタイヤより未舗装能力は高いが、油断出来ません。
雪代がワヤです。
上磯ダムに来て思ったんですがね。
いつもの場所でキャンプ出来ないなら、こういう所でキャンプしたらどうかって?まあ、真冬でも時々物好きな人が来るでしょうから、そこらへんがね。
10年前ですら、ブラウンしか釣れないような川だったが、今更看板を出してどうなるんでしょう。
舗装された林道さえこれですからね。
本格的春は、もう少し先みたい。
ブラウントラウトを主だった河川に放流していた方々も、いまは還暦過ぎのようですから、かれこれ30年くらい前からいたのかな。
鳥崎では放流されたヤマメが、あっという間に捕食されてましたね。
恵山方面は10日前ぐらいに行者ガーリックを見ましたが、ここはまだ先って感じでしたね。
汚い言葉では書きませんが、本当15年前でもブラウンばかりで閉口しました。
ここのダムでも50cmぐらいのを釣りましたが、トットトお持ち帰りしてムニエルにしましたね。
まあ、ニジマスもブラウンも魚には罪はないですけどね。
1)ゴミの不法投棄の多さ
2) 生態系破壊
3) 激しい過疎化、にも関わらず進む自然破壊
ここでは生態系の破壊についてちょいとひと言。
むかしは道南には鹿もキツネもいませんでしたよね。
帰ってきた年の春に知内丸山に登りました。その道中でタヌキの御一行様・夥しい数の鹿の団体様・羆さまとご挨拶させて頂きました。
地元の知人に聞いたところ、心無い鉄砲撃ち(ハンター)が、自分たちの楽しみのために知内の山に数十頭の鹿を放したのだそうです。
その鹿が異常繁殖して、山林の食害や田畑の食害と被害が増え、今や知内や木古内の農家さんは電気柵の設置を余儀なくされているわけです。
バイクで上磯の奥の沢に向かおうとしたら例のブラウントラウト放流禁止の看板に出くわして愕然としました。
大沼ではあちこちにブラックバス放流禁止の立て看板。
ほかにもあちこちの河川にニジマスの放流をされたとか……。
おいおい、北海道でもか!? とショックでした。
ほんとにまぁ、人間というのはなんて罪作りな生き物なんでしょう。
山菜でもなんでもそうですが、自然の生態系を壊すのは一瞬でできるんですけどね、その罪の大きさをもっと真剣に考えてほしいものですね。
かなり前にこのブログで書いた事があるんですが、私の田舎の八雲町ではヤマベがいっぱい釣れました。
一つの瀞場で50匹とか釣れる事がありました。
でも、それだけ釣ると甘露煮にしてしばらく食べられるので釣りに行かなくなります。
そんな感じで釣りを楽しんでいました。
ところが自動車の発達にともない、都市圏から釣り人がわんさか押しかけるようになると全然釣れない川になってしまったんです。
地元の人間が食べられるだけはあった資源もよそ者が来てしまって無くなったって事ですよね。
そのよそ者は、釣れなければニジマスを放流して釣れるようにしれば良いってわけでニジマスやブラウンを放流してしまいました。
これで元々いたヤマベやイワナのエサも無くなり益々数を減らしていきました。
アイヌネギなどの山菜も同様です。
半分残せば資源は減らないなんて事はなく、半分採れば壊滅ですから。
アイヌネギが元に戻るまで7年とか言われてましたから、半分ずつ7年採りつづけたら無くなるのは簡単な算数だからお分かりのはずです。
シカもしかり(洒落か?)ですからね。
というわけで、私は山菜採りや川釣りを秘密にしない主義でしたが、このブログでは殆ど書かなくなりましたね。
というか、殆ど採らなくなりました。