メイトから使い続けてきたリアボックスがボロくなってきた。そりゃそうでしょう、メイト時代から幾多の立ちごけや軽い転倒を何度も何度も経験しています。それでも割れもせず持ちこたえていましたが、流石に経年変化による変色や軽いひび割れも出てきていたので新しリアボックス購入を考えてました。
同じ物を買っても良いが、大体5年でお釈迦になるし、同じ物だと味気ないので別な物にしようと思った。この手のリアボックスは、数えきれないぐらいの種類があるので、物色するだけでも楽しいものですからね。しかし、私としては、この手のボックスの最終到達点は分かっているんです。
それがこれ。松田技術研究所製のボックスでした。郵便バイクの後ろに積まれているボックスと書けば誰でも分かるでしょう。
私のリアボックスでも容量約80リットルあるが、これは三段階に容量が変化して最小110リットル、最大168リットルもあります。これなら荷物の多い冬キャンプ時の荷物もすべて飲み込む事が出来て更に余りあると思われる。問題は値段が高い事で、白だとお値段5万円以上しますから欲しいけど買えない物でした。定期的にヤフオクで見てもやっぱり高くて買えというのは置いておき、鰹シ田技術研究所という会社について簡単に調べてみたら驚いた。
この会社の社長(松田真次さん)は、昔本田技研工業に勤めていて、オートバイ用品の開発で有名だった方だそうで、自らが手掛けた商品が次々とヒット商品となる一方、流行り廃りのある趣味の商品に限界を感じ、しかも高卒なので役員にはなれないと分かっていたので37歳(1988年)で本田技研工業を退職し、自ら会社を立ち上げたそうです。
創業当初は、ホンダやヤマハの純正部品を制作、またピザ配達用バイクの屋根パーツがシェアを独占し、業界で勇名をはせました。その後(1996年)当時の郵政省から郵便バイクに乗せるキャリーボックスの開発依頼が来たそうです。郵政省の注文内容が難しく、積み荷によりボックス容量が変化する事、配達中はフタが開き、雨天にはフタが出来る事、バイク転倒時にも壊れない堅牢さが要求されました。それを見事クリアして競合他社との競争を勝ち抜けて、郵便局へ合計11万台納品したそうです。その後、国立ハワイ天文台すばる望遠鏡の輸送用エアサスペンションや宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「はやぶさ」が地球へ帰還した際にカプセルを安全に日本へ運ぶ事の出来る回収ボックスを制作したそうです。それからも「免振いす」や「真空断熱パネル」など独自の技術により開発を続けている会社でした。しかもこの会社、従業員10名だそうですから、まさにモノ作りニッポンを代表するような会社ではありませんか。
とまあ、こんなスゴイ会社の製品なら是非購入したいと思い、買うことに決定(ヤフオクだけど)
でも結局買えませんでした(じゃあ今までの話のまくらは何よとなるけどね)
何とか落札出来たのは、類似品の旭風防製集配用キャリーボックスです。本物の松田技術研究所製ボックスと同じ性能なのかは分かりませんが、材質(ポリプロピレン)も重さもほぼ一緒だから似たような性能です。
これ、新古品でも11000円(新品だと46000円)と、清水の舞台から飛び降りるつもりで頑張って落した。
さて、付けてみた感想ですけどね。
今までのボックスも大きかったが、これはもう少し大きい感じです。
しかも三段階にボックス上部が可動するので最大有効容量150L程度になります。
フタは、このように前に動くから突風でフタが飛ぶこともないし、フタを開けたままの走行も可能でしょう。
で、欠点を一つ見つけてしまいました。画像で分かると思いますが、蝶番の部分が可動するので、可動スペース確保の為なのかフタに隙間が出来ていた。これじゃ停止中は良いとして、走行中雨水や吹雪時には雪が若干入ると思われる。とりあえず、デスク用透明テーブルクロスをプラリベットで留めてみました。
早速、雨に打たれて走ったけど、雨の殆どは私の体に当たり、残りの雨はビニールで防いでいた。
このボックスですが、縦積みと横積み、どちらが良いか考えて今まで通り横積みとしました。
キャリアの取り付けステーも今までの4か所から6か所になったので更に丈夫なはず?です。あとは転倒してみないと分かりませんし、壊れたら安くてあまり懐の痛くない今までのホムセンボックスに戻せば良いだけですからね。
蝶番の所の細工、お見事です。最初から付いていたみたいです。
お値段の価値は十分有りますよ。
私は、この夏予定していた家内との旅行(たいしたものでは有りませんが)は台風接近でお流れ。
で、45年ぶりにギターを買いました。
中古ですがフェンダージャパンのストラトです。
ボディーがアップルレッドでネックがメイプルの一本竿(指板が黒くないやつ)。
学生時代からの夢でしたから、中古とは言え高かったけど、夫婦で二泊の旅行代金が浮いた?寄せていた分で買っちゃった。
さすがに弾きやすいです。
ネットで普通免許で125が乗れるって話、どうなりましたかね?
高かったので転んで壊れるまでこれで行こうと思ってます。
しかし貧乏性ってのは困ったもんです。
分かる人が見れば郵便仕様のボックスなので定価5万円とバレます。
そういう分かる人に5万円だって分かられると金持ちかと思われるのが嫌なんです。
逆に「どうだ いい物持ってるべ!」とは、全くならないんですよね。
ギター良いですね。
私は才能がないのでダメなんですけど、ギターを弾けるって素晴らしいですよ。
ストラトキャスターなら私でも分かるギターです(笑)
普通免許125ccは、どうなるんでしょうね。
バイク免許を持ってる人は、大半が反対で自動車のみの人は、大半が賛成。
バイクが全然売れない世の中なので、バイクメーカーの作戦には違いないけど、どうなるか不明ですね。
強風のときは恐怖以外の、何ものでもありませんでしたね(笑)
でも50km/hくらいで豪快にコケたとき車体のダメージは、ステップとグリップエンドだけの軽微なものでした。
確かに今までのコンテナボックスでさえ強風時は恐いです。
ましてや200リットルの容積なら尚更でしょうね。
それにしても、転んでボックスが割れたりしないなら御の字ですね。
大容量だけに、たわんでショックを吸収してるのかな?
モチロン機能的にも問題なしです。
多分ですが頑丈なボックスと、転倒時の接地角度が変わったタイヤで、衝撃を3点吸収したのかなと思っていました。
なるほど、丈夫なボックスでも壊れる時もあるし、弱そうなボックスでも壊れない事もあります。
やっぱり衝撃が加わった時に図らずも力の分散が起こってるんでしょうね。
私のボックスもそれを想定してるんですが、再考しました。