そして17日間の入院後退院しました。
退院翌日、クロスカブの修理に取り掛かりますがね。
一時外出の時もそうだったが『御萩さん』が私から離れなくなりました。
言葉の通じない畜生界の生き物ですが、これだけ心配?してくれてたんだと思えば邪険に出来るわけがないので、ずっと一緒にいました。

『御萩さん』の甘え攻撃も少なくなったので作業開始しましょう。

でも、私がいなくなるとまたついて来るから、長くは『御萩さん』から離れられません。

寝てる間にソッと抜け出して修理開始です。

で、今回一番の被害はヘルメットでした。全損で帽体の中の発泡スチロールが半分ぐらいに潰れてました。
病院でCTだかMRIを頭にかけて、私に問題ないのは分かったが、側頭部に大きなタンコブが出来てたので、ノーヘルなら致命傷だったかも知れませんから改めてヘルメットの有難さを知りました。

また『御萩さん』が来てしまいましたので、車庫の扉を開けて作業します。

まずは、傷ついた部品をよ〜く見てバラします。

バイク自体は、最初の見積もり通り擦り傷とバックミラー交換です。

監督さん監視の元に作業しますよ。

予想外に被害が少ないので半日もあれば修理出来そうですが、肩が痛み出すから一日作業でしょう。

午前中で外装関係の修理と部品交換を終えた。

午後からは、リアボックスの割れた箇所の補修(溶接?溶着)です。

割れた部分にPP(ポリプロピレン)を融かして溶着後、ルーターをかけて平らにするのが面倒だからカッターで面取り後、ステッカーを貼ってごまかした。

裏側は、しっかりと溶着したので、ここが割れる事は無いでしょう。

これね、私のプラモ技術で直しますが、今はヒートガンがあるからもっと簡単に直るんです。

プラモの伸ばしランナー同様、臭いからシャッターを少し開けて作業しました。

夕方近くになって完成です。途中、疼痛がひどくなって鎮痛剤を飲みましたけどね。

最後は、入院時お見舞いに来てくれた「みちのく好きさん」から頂いたシカ笛を付けます。

効果の程はよく分かりませんが、アメリカ製なので地味に期待してます。
御萩さんはいつも通りご主人様が居て、バイクをいじってる姿を見て安心したと思います。
ボックスの修理は上手ですね。
正面から見るとミラーの損傷はカガミですか?
それ程壊れていないように見えます。
体もバイクも大きな損傷が無くて良かった。
黒ウサギさんは骨折の痛い思いをされましたが。
鹿笛、ピ〜ッと鳴りながら後ろから近づいて来られると季節外れの焼きいも屋さんに間違われませんか?
白飛びして画像じゃあまり分かりませんが、帽体もかなり傷ついてるんです。
下手すれば骨折より頭の損傷でどうかなったかも知れません。
でも、ヘルメットは保険だと思っていつも高いアライかショウエイにしてて良かったのかもって思います。
ボックス修理はプラモの技術なのでした。
本当は、面取りしてツルツル仕上げにしますけど、見えない所なので付いてれば良い状態でやめましたね。
シカ笛、これね口で吹いても音が出ないんですよ。
なんでもシカにしか聞こえない周波数らしいです。
もう一種類あるシカ笛は、笛ガムみたいにピーピーなってましたけど。
まぁそれだけ保護してくれたって事でしょうけれど…
あらためて、骨折だけで深層部に影響がなかったことが、何よりかと思います。
先日、仕事で空港近辺のレンタカー屋さんに行ったら、全車に鹿避け笛が装着されていました。
でも衝突事故数は格段に減ったけれど、ゼロではないそうです。
やはり人間界と同じように、個体差ってのが有るのでしょうね。
それとシカさんがいっせいにこちらを見るのは、あまり気持ちの良いモノではないです(笑)
帰宅後ヘルメットを見て本当に驚きました。
よくも骨折だけで済んだものだと思いましたね。
ヘルメットも3万円近くしますけど、これなら安い物だと思いました。
まあ、40年バイクに乗って初めて実感として思ったって事ですけどね(笑)
やっぱりシカ笛の効果はあるんですね。
ユーチューブでいろいろシカとの衝突動画を見てました。
防止策もありますが、やっぱり運という部分が大きいと感じましたね。
ヘルメットを視ると本当に命あってもうけもんだと思います。
先日道東に行くので深夜に走っていると層雲峡を過ぎて留辺蘂辺りまでの間で4回も「鹿ドン」しそうになりました。
ギリギリで停止した時は焦りました!
降りて車体を視たら鹿の毛が付着してましたから!!
友人は高周波の鹿笛を二個バンパーに取り付けていて殆ど鹿ドンしそうになった事が無いと言っていました!
カー用品店で二個セットで売っているので早速取り付けてみようと思います。
痛みは若干ありますが、生活に支障ない程度に回復しました。
骨だけで済んだのは、ヘルメットのおかげだと思います。
それにしても4回もニア鹿ドンがありましたか!
それなら確率的に夜間走行を続けてればいつか鹿ドンするって事なんでしょうね。
上記、みちのく好きさんのお話にもありますが、シカ笛って効果あるみたいなので私もバイクに付けました。
今回の件でバイクには熊より恐ろしい存在だと思い知らされました。
無事に退院されたようで一安心しました。
道東方面の鹿の数は年々増えてるような気がします。
支笏湖方面もかなり出てきます。
チミケップの林道走っていた時にいきなり横から出てきてフルブレーキでリアが真横まで滑ってきてギリセーフでしたが鹿の毛がリアに付いていたことがありました。
自分も改めて気をつけます。
やっぱり鹿笛必要になりそうですね。
自分もちょっと探してきてみます。
はい、見事に鹿ドン事故してしまいました。
注意して走ってたにも関わらずこれですからね。
とりあえず肩にまだ違和感はありますが、快方に向かってます。
何度か外伝で書きましたが、鹿対策をいろいろ考えたんですけどね。
夜は走らないようにする事、それでも走る時は夜間は速度10キロ以上を落とす事、そして有効らしいシカ笛を付ける事。
正直、いきなり出てきたら避けようが無いのが現実でしたから、もしぶつかった時の事を考えてプロテクターも沢山付けようと思いました。