以前クロスカブのサブライトのお話をしました。
これは、国産PIAA製(消費電力約9W)だけあって良い物で、カブの光量不足を補い、一昔前の中型バイクのヘッドライト並みの明るさがあります。
しかし、将来装備として、もう一つサブライトを付けるつもりだったので、冬にグリップヒーター(約14w強)を使うと、エンジン回転数の低い時だと、すべて使うのにためらいが出ていました。そんなわけでUSB給電方式の中華製格安大光量LEDランプを買っていました。(あとから5000回転で200wぐらい発電出来るのが分かり 今はフォグランプ2個付けてます)
この約5wのLEDランプで明るさは、原付クラスの25〜30wヘッドライトより明るいので、もっぱら冬はこのライトばかり使っていました。しかし、配光が悪く焦点だけが明るくて、それ以外はモワッと明るいだけ。でも、このライトには、配光が悪いのを補うためにオプションがあります。
通常は焦点のみに光が集まるこんな感じ。
別売りでこのタイプのワイドアングルレンズを使うと、横方向に光が広がります。(試行錯誤後このワイドアングルレンズを使ってる)
若干ですがグレア防止にもなるのでサブライトのサブライト、つまりサブサブライトとして機能していました。
あと一つは、光が丸く散光するワイドアングルレンズもあります。
これは全体的に丸く大きく照らします。
で、このライトのお値段580円程度(購入時)だし、10000mAのモバイルバッテリーだと気温にもよるが、8時間程もつので夏場のハイビーム用として、あと2個付けてみる事にしたんです。但し、結局なんだかんだで今まで4個買ってました。中華製だから当たり外れがあり、同じ物を買ったのに、点くけど少し暗いならまだ良い方で、最初から全く点かない物も1個あったので返品したりとかね。あと、耐久性も1年で1個点かなくなっています。そこは、考え方で原付のヘッドライト分の明るさが580円で手に入るのですから、私は仕方ないと思ってますけどね。
さて、このライトですが、基本自転車用でハイ(強)・ロー(弱)・点滅の三段切り替えになっていて、ライト本体の尾部にあるボタンを押して操作するようになっています。これだと走行中、手の届くところにライトがないと常時オンにしか出来ません。私は、ロー(弱)も点滅も要らないから、オン・オフしても強のみ点灯するよう加工してみた。
それでは、分解してハイのみになるようにします。
しくみは簡単そうなので、本体をバラしてライトの基盤を見てみた。
黒いボッチがスイッチで、プラスチックの爪4個で留まっています。この爪をニッパーで取る。
中には、凸型の銅板が入っていて、これがスイッチを押す度に三段階に切り替わるようです。
テスターで調べてみると、内部の接点をすべて短絡させてやればハイ状態で点きっぱなしになるから、ハンダで埋めて完了。
とまあ簡単な作業でした。(これ本来の使い方じゃありませんから やるなら自己責任ですよ)
そして、ライトを2個同時に点灯させるには、まずUSBの二股端子を付けてと・・・
それにスイッチを付ける。
そしてライトをUSBにつなぐだけ。
あとは、配線を適当に隠してクロスカブに取り付ければOK。
点けた感想ですがね、配光としては、自動車のヘッドライトのようなカットラインは無いですが、明るさがかなりあるためハイビームとして持ってこいでした。2個点けるとカブとは思えない明るさでかなり満足です。ちなみに、こんなに明るいライトのバイクに乗った事ありません。
結局、なんでこんな事をしたかというと、鹿ドン事故の反省点の中に夜間走行をした事が挙げられます。だから夜間走行を控えようかと思ったが、努力こそすれ、やっぱりそれは無理なので、ロービームはPIAA製フォグライトに仕事をしてもらい、ハイビームには、この明るいだけの中華LEDライトに仕事をしてもらおうと思ったのが現時点での思考でした。
自転車用爆光ライトをバイク用に加工する方法が分かりました。
それと、画像を見ると三種類の別売りレンズのように見えますけど、これは全部違うのでしょうか?
そして、どれが一番バイク用としてお勧めなのでしょう。
それにしても凄いライトの数ですね(笑)
アップ早々のコメント恐れ入ります。
二枚目の画像ですね。
上の左が丸く大きく光るレンズで、右上が何も付けてないガラス板です。
そして下のが横に広がるレンズでした。
今は横に広がるレンズを使ってますが、平地を走るなら自動車みたいな水平の配光が多いので良いです。しかしコーナーリング中は適してません。
カットラインが出れば出る程、曲がる方向へバイクはバンクするので光が届かなくなります。
なので峠道専門ならノーマルのガラスレンズか丸く大きく光るレンズの方が適してると思います。
ただ、漏れた光が路面を照らすだけです。
でも、結構違いますからね、そこは言葉より実際やってるのが一番だと思います。