2019年10月06日

クラッチの部品交換

外伝でも書きましたが、クロスカブのクラッチに少々不具合がありました。

この不具合というのが二つあって、一つはクラッチからの異音です。

エンジンの回転数に比例してコゥワァンコゥワァンて感じの音がします。

原因を調べてみると、数々の事例があるみたいで、クラッチダンパーラバーの摩耗らしい。

これ、故障じゃないが、趣味で乗るバイクだと地味に気になります。

そしてもう一つが、ギアをローに入れてアイドリング状態だと時々だがバック出来ない事がある。

普通は、発進側の遠心クラッチが戻ってニュートラ状態になるけど、クラッチを戻すスプリングが悪さをしてるみたい。

それでも一回ニュートラに入れて、またギアを入れれば直りますから、そんなに気にしてません。

でも一応部品を注文して、気が向いたら直そうと思ってた。

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面倒だから、おそらく1年後ぐらいだと思ったら、いきなりスイッチが入りましたよ。

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なにが面倒かというと、エンジンに辿り着くまで、レッグシールド・ステップ・エンジンガード・マフラーを外すのが面倒。

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おそらく、作業時間の1/3がエンジンに辿り着くまでで、1/3が元に戻す時間でしょう。

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まあ、クランクケースのガスケットが汚く剥がれたりしたら、それが一番時間を食うと思いますけどね。

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キレイに剥がれたから再利用しましょ。

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走行距離18000kmだから、フィルター汚れもこんな感じか?

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おっ、三角形のオイルフィルターのガスケットも生きてるみたい。

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ピンボケですが、三角形でグレーに見える部分は全部カス(スラッジ等)です。

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遠心クラッチアウターの中に溝が入ってるけど、これは問題ないでしょう。

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クラッチウエイトを外して・・・

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ひっくり返してスプリングを外しますが、地味に時間がかかってしまった。

ブレーキドラムがバネ2つでしょ?それが3つだからユートピアのゴムパッチンみたいになるのが怖いんです。
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上がクラッチウエイトで、下がドライブプレートです。

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スプリングは分かりますね、真ん中の丸い物がダンパーラバーで、ドライブプレートの中に丸い穴の部分が入ります。

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上3個が古い物で下3個が新品、画像では分かりませんが、かなりくたびれてましたから、走行距離2万弱にしては弱い部品かな?

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こんな感じで交換して、翌日試走してみたら異音が解消されてました。バック出来ない現象は、まだ不明。
posted by 黒ウサギ at 18:59| 北海道 ☔| Comment(2) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やはりセカンダリ−?がある現在のシステムは画期的ですね。

クラッチシュー側で症状が改善しないとなると、ダイヤフラムスプリングやフリクションプレートの、軽い引っ掛かりとかでしょうか。
もしくはクラッチレバーやリフター辺りとか。
ウェブで調べると、シフトまわりのパーツが品番変更(更新)されているそうですね。
そのような物はサービスキャンペーンとかで、交換してくれると良いのに…
Posted by みちのく好き at 2019年10月06日 23:42
みちのく好きさんへ

すべての症状の原因は、ラバークラッチダンパーだって書かれてるサイトもありましたが、念のためスプリングも交換して見ました。
それでも直らなかったら、怪しい部品を交換するしかないでしょうね。
このバック出来ない症状は、冬になると多発するので温度も要因だと思います。
あまり気にならないけど、林道でのUターン時は、流石にイラッとします(笑)
Posted by 黒ウサギ at 2019年10月07日 06:53
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