野暮用があり十字街を通りかかった。
ついでだから旧丸井デパート、現在は函館市地域交流まちづくりセンターへ寄ってみました。
ここは今から40年前、私が坊っちゃんだった頃、よそ行きの服を着て訪れたデパートです。
中に入ると、上が透明のドームになっていて、その中をオレンジジュースがカクハンされているのが見える自動販売機があったりしました。
お菓子売り場では、直径2m位のワゴンがあり、その中に飴やキャンデー沢山入っていて、それが回転してたっけ。
まるでヘンゼルとグレーテルに出てきた「お菓子の家」みたいに感じたものです。
さて、現在はというと・・・
当時の面影を残す物としては、東日本では最古の手動式エレベーターは今も健在でした。
階段の大理石?御影石?は今も当時のままの様子。
踊り場には古い写真が展示されて、それなりに楽しめます・・・
ん・・・?
おぉぉ〜〜我故郷、八雲町のアイヌの写真があるじゃないですか!
倭人と違い、濃い顔つきです。
なぜか、この写真をしばらく見ていた私でした。
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2008年01月11日
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函館に長く住んでいても、しばらく行かないと観光気分で散歩できたりします。
観光地が沢山ありますからね〜
わたしは神戸の方ですけど、
>坊っちゃんだった頃、よそ行きの服を着て
時々、連れて行って貰ってた(連れて行かれてた?)デパートあります。でも、もうすっかり様変わりしていますね。
しかしその“エレベーター”、希少価値で、博物館行きしても良いですよね。
アイヌの人の写真、雰囲気がカナダの原住民“カナディアン・ネイティヴ”に似ています。元々、同じ流れの人種なんでしょうけど。
彼らの文化には現在の日本人が忘れてしまっている“自然のスピリチュアル”な部分があって、凄く心の底に響いて来る物があります。正直、彼らの文化には心惹かれる以上のモノがあります。
カナダのネイティヴには“グレート・スピリット”という“神”に近い、“自然のスピリットの王”(正確なニュアンスではないかも……)のような“存在”が在りますが、アイヌではどうなんでしょうかね? イオマンテとかは知ってますけど、アイヌの方が距離的には近いのですけど、良く理解出来ていないかも……デス。
このエレベーターに乗るときには館内の人を呼ばないと乗れないんです。なにせ手動ですからね。要するに止る場所をピタリと決めないとビルの床とエレベーターの床が水平にならないみたいです。
アイヌもオロチョン、ギリヤクもカナディアン・ネイティヴやアメリカン・ネイティヴと同じ流れみたいですね。「すべての物には神が宿り、それによって私達が生かされている」みたいな事を聞いた事があります。簡単に言えば多神教なんでしょうけど、すべての物に感謝して生きるのは大変大事な事ですよね。イヨマンテのヒグマは山の神様だって言うのもうなずけます。いま北海道の山にヒグマがいなければ、みんな山奥に入って環境破壊し放題でしょうからね。