さて、国道278号線を走り南茅部大船温泉を目指します。
国道を左折し、大船温泉までは約3`。
この道は、大船松倉林道の南茅部側の終点でもあるので、一応大船松倉林道入り口まで行ってみます。
ゲートは閉まっていた。
雪は比較的少なそうです。
二輪車なら「ごめんなさい」してゲート横を通れますが、今回は目的が違うので偵察のみ。
少し戻って「健康の森」入り口に到着。
この森の遊歩道を歩いて、途中から林道(作業林道)へ入り南に2`程進みます。516.8という山のピークを目標に歩けばその手前に吹上石があるはずです。
メイトはここに停めておきましょ・・・ん
舗装路が少し上まで続いているようですが、除雪の雪が通せんぼしている。まだ冬タイヤのメイトなので、この先まで行けそう・・・
難なくクリアして舗装路を上ります。
数百m走ると行き止まり。
ここからは徒歩。
メイトのおかげで少しだけ楽ができました。
バイク装備から徒歩装備に切り替えます。
雪がまだ残っているので今回は長靴。
長靴で歩くとなぜか?靴下が脱げちゃうので、今回は靴下の脱げないようにハイソックスです。
デイバックを背負い、念のため熊鈴を付けます。
さっきから動物園の臭いが気になっているんですが、まあ『気のせい』という事で遊歩道の階段を進む。
フキノトウもつぼみを少し大きくしているようだし、この辺も春が近い事を知らせてくれています。
天気も快晴、のんびり山歩きを楽しみましょう。
遊歩道も終わりに近づき、そろそろ林道に合流しようと思ったその時。
30mほど先の左の藪がガサついたと思ったら、いきなりプーさんが現われた!
プーさんは遊歩道に出るなり、脱兎の勢いで遊歩道を登って行く。
私はすぐさま熊避けスプレーの準備をする。
でも、プーさんは逃げたあと・・・
まずは安心?
あまりにも突然の事なので恐怖心はありませんでしたが、ビックリした。
もちろんビックリしたのはプーさんの方かも知れませんが・・・
問題はこの後です。
プーさんが逃げていった方向は吹上石へ続く道です。
私が歩いて行く勇気はない。
久々に山の中を歩いたのに、いきなりプーさん・・・
運が悪いというか・・・
というわけで、吹上石(ぬけいし)見学は次回にします。
トボトボ(後ろに注意をはらいながら)メイトへ戻りました。
メイトに到着し、バイク装備に着替中考えた。
やっぱり動物園の臭いはプーさんだったのだろうか・・・
時間はタップリあるので、まだまだ続きます。
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2008年03月25日
この記事へのトラックバック
初めまして、花散歩と申します。
以前からブログ楽しく拝見しています。。
南茅部の健康の森も登ったことがあります。
ここにプーさんが・・ビックリです。
そしてもう1つ、先日福寿草の撮影に出かけたときの事です。今まで嗅いだことがないような、何だかすごい獣臭がしたのです。こんな経験は初めて、その場所はプーさんが出たことはあると聞いたていたのですが、もしかして近くにプーさんがいたのでしょうか、怖いですね。
十分に楽しめる内容でしたよ(謝礼)。
しかし、活動モードに入ったのは、黒ウサギさん
やよねくらさんだけではなく、熊もお目覚めのようですね。まだまだ、続きがあるみたいですね。
楽しみにしてま〜す。
はじめまして、ご訪問ありがとうございます。
今回は吹上石を見ることが出来ず残念でした。
私はバイクで林道をよく走るので、やっぱり動物園の臭いには度々あいます。
野山はプーさんや他の動物達の生活の場所ですから仕方ないですよね。
なので、いっぱい音を出して存在を知らせているんですが、
やっぱり時々は遭遇してしまいます。
今回もプーさんが早く姿を隠してくれれば
『知らぬが仏』で吹上石まで行けたんですが・・・
いつも思うことは、私は二輪車なのでプーさんより交通事故の方が怖いんです。
レイさんへ
吹上石は残念でした。
今回は諦めましたが、リベンジしますからね〜
来週はお仕事で野山へ出かけられません。
せっかく暖かくなったのにストレス溜まりそうです。
時間を見つけないと・・・
4月に入ったら、去年の暮れから行きたい場所(秘境)があるので
その場所のご報告が出来ると良いのですが・・・
コメントありがとうございます。
ちょっと自分の事を書きますね。
私は子供の頃、ド田舎暮らしだったので何度も熊に遭いました。(今でも遭いますが)そして近所のおじさんに熊の足跡を見て、熊の性格を見極める方法や時間によっての居場所の変化等々随分教わったものでした。 そんな事もあって、怖いと思っていても必要以上には怖がらないようになったのだと思います。 その経験からいえば、よく言われる事ですが、 『自分の存在を知らせる』事(遭わない努力)が最も大切です。 今回もそれを守ったので鉢合わせにならずに済んだのだと思っています。 そして今回も最悪の場合を想定しての切り札『熊スプレー』そして『ナタ』を持参していました。
私が外へ出かける時の信念は、『敷居をまたいで外へ出たら必ず敷居をまたいで我が家へ帰る』ことです。
でも、絶対はないんですよね。
ですから、これまで以上に気を付けて出かけてきます。
プーさんと出会ったようですね。熊もビックリしたことでしょう。だいたいは向こうが逃げていくことが多いですが、向かってこなくて良かったですね。それにしても、山仲間の情報では、今年は気温が高く雪解けも早いので、プーさんの活動が非常に早いようです。気を付けましょう!
熊よけスプレーと鉈を持参しているとのこと・・・見習わなくては!
sakagさんのように、いつも山へ出かけていても確立的にはそんなに遭わないのに、なぜか私は遭ってしまいます。妻には「あんたは何かもっているから・・・」と、変な事を言われるし・・・sakagさんの体調が良くなればお茶の子さいさいな場所でしょうから、リハビリがてら見に行って下さい。
追伸、
傷の治りがイマイチのようで心配していました。
再縫合手術をされたみたいで、今度は大丈夫みたいですね。
気になったのでこの記事に書き込みします。
まずは、何事も無くて良かったですね!
渓流釣りもしている自分は時々ですが、プーさんらしき獣の匂いを確認しています。そんな時は注意しながらその場を後にする様にしています。
足跡で性格を見極める方法や時間によっての居場所の変化…興味深いです。
是非、教えて頂きたいものです!山を歩くからには知識は多い方が良いですからね(^^)
そうですね。
数年前、トンガリチリチリ林道の沢で渓流釣りをしている男性がクマに襲われて亡くなるという不幸な事故が起きています。一度、羆(ヒグマ)ネタを書こうと思っていますが、私の知識だけでは責任を持てないので書こうかどうか迷っています。
お尋ねの足跡で性格を見極める方法ですが、クマの足跡を見ると、爪を地面に突き立てた歩き方をするクマとあまり爪を地面に立てないで歩くクマがいるんです。爪を立てるクマは凶暴で危険です。でも、何回も足跡を見ないと分かりづらく、経験がものをいってきます。それから臭いがする時は、そばのどこかにじっと隠れていることがあるので、知らん振りして歩くのが良いでしょうね。ちなみに自分の居場所を知らせながら歩くのが安全と言われていますが、襲う熊は音に引かれて寄って来て襲うチャンスを狙っているそうです。(経験はありませんが)その時はいきなり襲い掛かるのでクマスプレーを出す時間は無いと思います。この時はナタしかないでしょうね。前述した釣り人もナタを持っていたら生還できたのではないかと言われています。