2008年04月08日
礼文華(れぶんげ)の秘境4
小幌駅が見えてきた。上の方には国道37号線の橋が見えています。
振り返ると左手に駅から下りた乗客のためであろう案内看板が目にとまる。
一応線路とホームのある場所に到着しました。
ネットでは何度も見た光景ですが、本当にトンネルとトンネルの間は100mほどです。
さっきからベルが鳴っていたと思ったら、お姉さんの列車通過のアナウンスが流れだした。すぐにスーパー北斗がもの凄い勢いで通過します。
列車の轟音に驚いて写真を撮るのを忘れちゃった。
とりあえず線路を渡り室蘭方向のホームへ行ってみます。
こちらが長万部方向
これも琺瑯看板の一種かな?
確かに小幌駅です。
便数が少ない時間表
ん・・・看板左手が気になった。
やはり釣り客も下車するようです。
ヒラメ35cm未満リリース下さいと書いてある。
つまりこの海ではヒラメが釣れる訳ね・・・
35cmかぁ〜 私が釣ってリリースできるかな?
すこしお腹が減ってきたので、室蘭側トンネルにある資材置き場風の小屋で、早めの昼食をとります。
室蘭側トンネル
誰もいない・・・のどかです・・・
お腹が満たされた頃ブザーが鳴り出した。また列車が通過するようです。
お姉さんのアナウンスがありホーム脇の小さな遮断機が下ります。
すぐに長万部方向から貨物列車が来ました。
私の目の前を通り過ぎる列車の迫力にちょっとビビッた。
通り過ぎる列車の風圧と轟音には慣れてませんからね。
しばらくボ〜ッとしていたら、幼い頃の記憶が蘇えってきました。昔は乗用車なんかお金持ちの家にしかなくて、函館⇔八雲の移動は何時も汽車。函館に住むようになっても大沼へはいつも汽車だった。あの頃はずいぶん乗ったものですが、今は本当に列車に乗らなくなりました。そんな事を思い出させてくれるこの駅には、私の好きな昭和の時代へと誘う何かがあるみたいです。
海側にもどり官舎?資材置き場?のような建物の中を覗いてみた。
暗くてなんだかわかりません。
一応トイレも完備されている。
さて、もう少しのんびりしていたいけど、次に行きましょうか。
お次は、以前ここの唯一の住人で、今は故人となった『小幌仙人』の住居跡とピリカ浜を見ることにします。
それでは本日最後のお楽しみを見に行きましょう。
人気blogランキングへ
この記事へのトラックバック
ここはヒラメはもちろんいいソイもつれるんですよ。鉄と釣りの両方を趣味に持つ方には、まさに天国です。かつては待合室風の小屋(下り列車側)もあったのですが、今もありますかね?以前に秘境駅の達人が小幌仙人にインタビューをしたそうですが、その時はJRに許可をもらって、ここに住んでいると答えたらしいです(疑)。見れば見るほど、何故ここに駅が?と疑問に思ってしまいますが、黒ウサギさんのブログを拝見させて頂いて、改めてこの駅の必要性がわかったようなきがします。
自分だったら、風圧が怖くて写真なんて撮ってる余裕ないでしょうね(笑)
それにしても、今回の記事に加え、過去の寒川記事とレイさんのコメントを見ていたら釣りがしたくなってきましたよ!あの辺りの地域は漁港でも良い魚が釣れそうな雰囲気ですから…笑
先週やっとバッテリーを付けて冬眠解除しました。
キャブのガスまで抜いてあったのでなかなかかかりませんでした。
結局、充電したバッテリーがあがりましたが(笑
そしてさっそくこの記事を読ませてもらって、
とても興味深く行ってみたくなってます。
昭和の時代へと誘われに!
カレイもソイも釣れるのですか?
ってことはアブラコも釣れそうですね。
今は列車でわざわざ釣りに来る人も少数でしょうから
のんびりと釣りが出来るでしょうね。
小幌仙人についてはネットで調べてみるといろんな評価?があるみたいですが、
今はもう故人となった方なので悪く言いたくはありませんね。
小幌仙人もここの風景で少しだけは癒されていたと思いました。
ヒューマさんへ
ホームにいると列車の通過時は凄い風圧でした。
こういうのが好きな人は好きでしょうけど、私は怖かったんです。
私のように徒歩で行けば大変ですが、ひとつ前の駅に車を置いて列車で行けば、
簡単に小幌駅に降り立つ事が出来ますから、当然釣りも簡単に出来ますよ。
かなりの絶景ですからお勧めです。
RJさんへ
ブログ拝見していました。いよいよエンジン始動ですね。
今年はなかなか丸一日自由な日がなくて、今回やっと小幌駅へ行く事ができました。
難易度は(今回は徒歩でしたが)金花湯の5分の1程度(RJさんなら理解できるでしょ)ですから是非行ってみてください。