2008年05月06日
函館バス転回場の謎
ここは函館の観光名所『外人墓地』から函館山側の場所。
函館の路線バスの終点『高龍寺』へ到着したバスをUターンさせる場所です。
この場所に、いつも気になっているコンクリート製の壁がある。
おそらく函館山要塞当時に作られた物だと思われますが、実際にそばで見た事がなかった。
夕方から時間ができたので、ちょっと見てみる事にしましょう。
転回場奥右手に、草が生い茂ってはいるものの、コンクリートで舗装されたの坂が伸びている。
登るとすぐ分かれ道になっており、真っ直ぐと左に折れる道があります。
左に行ってみた。
眼下に外人墓地と海が見えます。
今時期だから歩けるものの、もうすぐイタドリが伸びはじめるので、すぐに藪漕ぎ状態となるでしょうね。
また少し歩くと道が終わり、急に開けた場所に出た。
どうやらここが終点らしい。
ここの地面も朽ち果てたコンクリート製。
函館山の方を向き右手にも道が続いているので、今度はそっちへ行ってみる。
また少し歩くと先ほどの分岐に到着した。
なるほど、どっちから行っても同じ場所に来て、また戻るわけね。
これで、前から気になっていたバス転回場の裏は見たけど、何でこんな物があるのかは、やっぱり謎のままです。
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郷土史家に訊けば分かるのでしょうか。
でも、景色良さそうですねえ。
ネットで検索もしてみましたが、今の所は不明です。
写真下から3枚目の画像の場所で、ちょっと背筋に悪寒が走りました。
何か居そうでトットト退散しましたよ。
その前までは、良い所です。
それにしても、函館山には要塞時代の名残りや謎が沢山あるんですね!
イマイチ覚えてませんが、コンクリートの壁が
あった場所(焼き場のすぐ下だったかも知れ、ませんが) 自衛隊?の射撃場があって、子供の頃
発射された弾を友達と探し回っていたのを覚えて
居ます。拾っても来ました。 もしかしたら、
この場所かもしれません?
ただ、はっきりしているのは、正面がコンクリートで
出来ている場所で とても似ています。
函館要塞の謎は多いですよ。
今はネットで検索すればかなりの部分が分かりますが、
それでも些細な場所にも要塞の名残があって奥が深いです。
ありがたい事に戦死者が出ていませんから、お化けの類も無いようだし・・・
なるほど?
そう言われて見ればそんな感じです。
コンクリートの古さからいって函館要塞当時の物を自衛隊が射撃訓練場として使っていたのかもしれません。
となると、函館要塞時代は何に使われていたのか?とまた疑問が出てきちゃいますね。
そう言えば、千代台の市民プール裏にあるレンガ作りの門柱は函館要塞時代の建物の名残だそうです。
はじめまして
そうですか。
確かに製網工場跡ぐらいの敷地面積がありました。
古い坂道を登って広場に出たら、なにやら一瞬背中に悪寒が走りました。
要塞跡を散策している時にはそんな事は無かったので、
ちょっと因縁がある場所かもしれませんね。
貴重な情報ありがとうございました。
射撃場は、焼き場のすぐ下で、
函館山に兵隊としていた人によると
このコンクリートの場所は、帝國陸軍では、無く
帝國海軍の試験施設があったようです。
ただし、昭和13年よりも前は、判らないようです。
そうですか〜
いろいろ調べて頂きありがとうございました。
確かに焼き場からは少し離れているので変だなと思っていました。
その場所へ行った時、寒気がしたのは何でしょうかね?
ここはちょっと嫌な場所かもしれませんよ。