2009年09月28日

赤沼VS神の子池(前編)

先週、今年の百円貯金旅行として道東を周ってきました。

その時、『神の子池』も訪れています。

殆どの観光客が青く透き通る『神の子池』に感動の言葉をもらしていた。

ところが私、ひねくれ者なのか、綺麗には綺麗だけど赤川奥地にある『赤沼』と大差ないという言葉を吐いたんです。

そばに居た妻は???マーク。

これだけ美しい池が函館近郊にあるなど信じられないみたい。

というわけで、函館に帰って最初の休日・・・

妻をTWに乗せ、『神の子池』と『赤沼』どちらが綺麗か見に行ってきた。

まあ、どちらが美しい池かと訊かれれば、乗用車では行けないし、いつ何時ヒグマが出るか分からない上、卒塔婆が立つ霊場の『赤沼』より観光名所の『神の子池』の方が美しい池に決まっています。
その事は別として(←なんで?)池の水自体の美しさ勝負という事ですからね。

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まずは、中野ダムから赤川林道を目指す。

最近、妻をバイクに乗せていなから、二人乗りの仕方を忘れかけていた。

なので、トコトコと林道走行。

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中野ダムも木々が色付き始めています。

そういえば、前回rz.koiさんと赤川から矢別ダムへ抜けた際、赤川林道入り口にゲートがあるのを忘れていた。妻を乗せ、「ごめんなさい」してゲート脇を抜けるのに、少し抵抗があります。だからって、旧道を通って行くと廃道に近い状態だし、ノコギリの出番もあるかもしれません。

もちろん純正装備でノコギリは持参してるけど、そんな事までして赤沼へ辿り着いたって・・・
こんな事が趣味の私と違い、妻をただ怖がらせるだけでしょう。


ダム湖を右手に見ながら走ると前方からオフロードバイクが二台走ってきた。
流石は日曜の赤川林道、沢山のバイクが走っている。

バイクを止めて先頭のバイクに赤川林道のゲートの状況を聞いてみたら、前回と変わっていない様子。

そしたら「ブログの人ですよね?見てますよ」みたいな事を言われた。

こんな所で私のブログを読んだ人に出会うとは、ありがたい事であります。



やっぱり赤沼参道コースはパスして赤川林道コースで行く事にします。

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無事?ゲートを通り、いつもの分岐。

今日は渡河がないから楽(赤沼手前で一箇所あるけど)

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どうやらここが赤川林道通行止めの原因らしい。

護岸の補強工事をしているようです。

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真っ赤に色づいているのは漆(うるし)でしょう。

この辺りから、さらに速度を落とし微速前進。

まずは白沼を目指す。

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いつもの倍以上の時間で白沼到着。

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ここは赤沼の1/4ぐらいの規模の沼なのですが、沼の水は『神の子池』と変わりません。

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落ち葉が水面に浮かんでいたため、本来の白沼の美しさは無かった。

その分を差し引いて、妻もそれなりに納得。

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この先、1.8kmほどで赤沼です。


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2009年09月29日

赤沼VS神の子池(後編)

白沼から赤沼までは約1.8kmほどの距離ではありますが、途中一箇所・・・

いえ、二人乗りだと2箇所の難所がある。

それはすぐに分かるので、まずは前進しましょう。

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300mほどで分岐、ここには赤沼1.5kmの道標があるから誰にでも分かるはず。

分岐を左折すると下りとなり前方に川が現れます。

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ここが一番目の難所。

前回は、早春という事もあって水量が多くカッパ釣った足を濡らしたけど、今回は妻を乗せての二人乗りでも何とかなりそうな感じ。一応、妻も私も長靴を履いてきたから少しぐらい濡れても平気。

途中、おやつ購入の為、いつものようにコンビニへ寄ろうとしたら、長靴姿じゃかっこ悪いから嫌だって妻に言われ、自販機ジュースしか買えなかったんです。こんなに水量が少ないならトレッキングシューズでも大丈夫だったみたい・・・
まあ、結果論を言っても仕方ありません。より安全側で行った方が良いに決まってますからね。

難なく渡河を終えTWを進める。

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ここから、伐採後の開けた林道になり、わずかの間気持ち良く走る事が出来ます。

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また分岐、ここは左が赤沼で右に行くと旧赤沼参道側の林道へ出る。

ここからがニ番目の難所となります。

きつい下りでヘアピンカーブ、そしてガレ場が少々・・・
一人なら難なく走れる路面ですが、二人乗りだとそうは行きませんから、徒歩程度に速度を落としゆっくりと下って行く。

林道はすぐに平坦となり、旧赤沼参道のグチャグチャ道と合流したら左折。

こういう泥んこ道はTWの得意分野なので楽々走る。

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200mほどで赤沼入り口到着。

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ここから3分程歩けば赤沼到着なんですが、廃道化したような踏み跡に妻は変な顔。

まあ、初めて来る場所だから仕方がないでしょう。

私が先頭になって赤沼の説明をしながら歩く。

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右上にはお堂が見えて・・・

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そして、鳥居をくぐる。

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踏み跡は下りとなり、赤沼が見えて来た。

赤沼到着です。

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神の子池とどちらが美しいか、妻に見てもらいましょう。

でもね、思うに条件が悪かった。

午後の日差しは赤沼を照らしておらず日陰です。

なので、水の透明さと青さがイマイチ。


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神の子池


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赤沼

妻曰く「神の子池の方が綺麗」だって・・・

そうでしょうね。

残念ながら、私も今の状態ではそう思います。

水がコンコンを湧き上がり、その水が赤沼から流れる様子は神の子池と大差ないんですが、なにせ今日は太陽が陰り暗い雰囲気。その上、周りには卒塔婆やお地蔵さんがある景色は、お世辞にも神の子池より綺麗とは言えません。

しばし赤沼を眺めてから、「水自体は神の子池と同じだわ」と言ってくれたのが救い。

さて、帰りましょう。

宇宙戦艦ヤマトなら、イスカンダルに到着してコスモクリーナーDを受け取ったら、あと一話で最終回。我々は、ここからまた同じルートで帰らなければいけません。

二人乗りでは簡単に帰してもらえなかったけど、簡単に済ませて今日はおしまい。



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2009年10月12日

汐首岬

午後から時間があったので、蛾眉野町から汐首岬を目指した。

林道走行距離40kmを越す長丁場になるのは覚悟していたけど、やっぱり長かった。

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その分、絶景が待っていました。



                            
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2009年10月13日

汐首岬へ1

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2009年10月14日

汐首岬へ2

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2009年10月15日

汐首岬へ3

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2009年10月19日

吹上石見学1

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2009年10月21日

吹上石見学2

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2009年10月22日

吹上石見学3

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2009年10月23日

吹上石見学4

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2009年10月26日

晩秋のアヤメ湿原

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2009年10月29日

蛾眉野林道(前編)

函館市内には、蛾眉野林道という名の林道が二つあります。

一つは先日汐首岬へ行った際に通った蛾眉野林道

そして今回は、もう一つの蛾眉野林道を通ってみました。

この林道は、その名の通り蛾眉野町から津軽海峡側へ抜ける林道なのですが、今は峠の頂上から海側は廃道状態と思われます。

最後にここを通ったのは今から10年前の事。
当時も結構荒れた状態でしたが、妻を後ろに乗せて通る事が出来たので、まだまだ廃道と呼べる道ではなかった。

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まずは道道41号線、蛾眉野町にある蛾眉野林産向かいが蛾眉野林道入り口となります。

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ここから峠までは路面も良く、お散歩感覚で散策可能です。

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紛らわしいので蛾眉野沢林道って名前にすれば良いのに・・・

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栗の木が沢山あるから、もう少し早い時期なら栗拾いしながら林道散策ってのもオツでしょうね。

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路面はフラットダートもあれば砕石もあり、ごく普通の林道って感じ。

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峠付近は見晴らしも良く、三森山や函館山も見えます。

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あっ・・・頭上をボンバル機が飛び去っていった・・・

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峠の辺りはこんな感じ。

下りになると道が荒れてきた。

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さて、ここからが本番です。



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2009年10月30日

蛾眉野林道(後編)

ここから国道278号線、小安(おやす)地区までが廃道状態のはず。

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林道には通行不可を示すゲートも標識も無し。

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すぐに林道はガレ場となります。

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それでもまだまだ走行可能。

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確か?途中に一箇所決壊箇所があるはずなんですが・・・

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やっぱりあった・・・

でもね、当時と決壊具合は変わっていません。

つまり、楽に通れるって事・・・

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そこからガレ場が多くなり、路面は小川状態の箇所もあった。

ここ、定期的にバイクが走っているようです。

路面には一本ワダチが出来ていますからね。

廃道感は多少あれど、まだ完全な廃道と呼べる道ではありません。

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峠から約2kmほど走ると路面が安定してきた。

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そこから更に路面が良くなり1kmほどで舗装路が現れる。

出口正面には、昔はなかった理研計器戸井工場が現れた。

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これにて蛾眉野林道終了。

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あとがき

これから廃道を走ろうと思う方には最適な林道かもしれません。
この林道なら、距離も短いし体力の無い方でも何かあったら徒歩での帰還(携帯も多分つながる)が十分に可能です。しかも荒れた路面がどのようなものかもよく分かると思います。
まあ、私個人の全く無責任な感想ですから参考にしないで下さい。


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2009年11月04日

今年の林道装備

今年の林道走行で、標準装備している物をリストアップしてみた。

去年まではパンク修理工具や非常食(おやつ)・ファーストエイドキットなどが主でした。

今年は更に増えたので、私が忘れない為にも書くことにしてみましょう。


工具・・・・・ パンク修理道具・前後輪用予備チューブ・車載工具
       ビニールテープ・針金・結束バンド・軍手・ウエス・予備電球少々

廃道装備・・・ノコギリ・ナタ・折り畳みスコップ・ナイフ・ロープ(15m)

危険生物対策・・・熊避けスプレー・熊鈴・爆竹・蚊取り線香

ケガ対策・・・ファーストエイドキット(絆創膏・包帯・軟膏・湿布薬等々)

おやつ・・・・飴・えび満月(お菓子)・1g程度の飲み物

記録用具・・・・筆記用具・カメラ・GPS・地図(2.5万)

その他・・・カッパ・携帯電話・ライター・防寒着・ビクトリノックス・LED懐中電灯


大体こんなところ・・・

赤い字が標準装備で黒い字が走行場所によっての追加装備。

こうして書くと、かなりの量になるものです。

これで、今まで使った事がある物といえば、パンク修理道具と

廃道装備全部、そして危険生物用の熊鈴と蚊取り線香ぐらい。

野山ですれ違う林道ライダーが軽装備なのもうなずける。

私は心配性だから、これからもしっかり持って出掛けますよ。



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2009年11月22日

梅漬峠

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旧上磯町から厚沢部町、館地区へ抜ける道道29号の梅漬峠へ行って来た。

函館市内は殆ど雪が無いけれど、この辺りは雪だらけ。

道道と思って甘くみてはいませんが、やっぱり雪があって大変でした。

バイクのラッセル走行で疲れちゃったから・・・詳細は後日。



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posted by 黒ウサギ at 20:42| ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 林道&ツーリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

梅漬峠1

先日、妻を乗せて梅漬峠の入り口(砂利道の手前)までドライブしてきた。

その時、何となくではありますが、通り抜けられそうな気がしたんです。

なので、一週間後にメイトで偵察がてら行ってみた。

本当は、今年最後のTW出動のつもりだったけど、朝の気温は−2℃、日陰の路面はアイスバーンも考えられるから、残念ながら中止です。

まずは、メイトで茂辺地へ・・・

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先週は路面に雪が無かったのに、川原や路面には雪。

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案の定、アイスバーンの所もあった。

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この看板を見ると、行けそうな気がする・・・

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先週はなかった通行止めの標識があった。

と、いう事は、先週まで通行可能だったって事かな?

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さらに前進して、林道入り口手前は、完全なワダチ状アイスバーン。

メイトで正解です。

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ここからダートに入る。

すぐにゲートが現れるんですが・・・

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やっぱり閉鎖されていた。

ウ〜ム・・・行ける所まで行くという事で、ごめんなさいの脇抜けであります。

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函館市内は5℃だったのに、この辺りは0℃、氷も融けないわけです。

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林道はそれなりに走りやすい感じ・・・

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脇抜けすると、すぐに山仕事をしている場所があった。

って事は、平日はゲートが開いている事もあるでしょうね。

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その先、伐採現場へ続く道は左へ曲がり、道道29号線は直進です。

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もちろん他に車が走った様子は無し。

積雪は10cm程度で、ワダチ部分は所々土が出ているから走行には問題なし。

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日陰で暗い事が・・・嫌な感じ。

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おまけにメイトは泥んこ・・・

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日なたになると気持ち良いから、まっいいか。

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日陰部分には大きな水溜りがあって、それが凍っているもんだから砕氷船ゴッコしながら走れるのが、地味に楽しかったりします。

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冬に林道を走ると経験するんですが、橋の上ってのは林道の倍の積雪があるんです。

なので、橋の上の積雪が、ほぼ正確な降雪量になるんじゃないかと思う。

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この辺りは30cmぐらいかな。

もちろん、30cmの深さはメイトじゃ走れません。

勢いをつけて一気に走り抜ける感じです。

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橋を渡るとキツネさんの足跡が林道伝いにずっと続いていた。



                             
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2009年11月25日

梅漬峠2

この程度の雪ならばメイトで走るには問題ありません。

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それでも巡航速度は15km/h弱、雪の下に何があるか分かったものじゃないから、ゆっくり前進しないといけません。

日陰の場所は10cm以上の積雪があるから、ここは歩くぐらいの速度。

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振り返って見ると、メイトのタイヤのワダチだけ。

しばらく走ると・・・

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林道を誰かが横切った足跡があった。

こんな山の中でも人が来るんですねぇ〜

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どう見ても人の足跡に見えるけど・・・

あらら・・・

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爪の跡がある・・・

山の住人が、この辺りにいるって事でしょう。

足跡は古いものなので大丈夫、前進します。

林道も梅漬峠まであと4km、上りがきつくなってきた。

しかも積雪が20cm近くあり、メイトで両足パタパタのラッセル走行。

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林道はこんな感じ。

雪に覆われて分かりませんが、夏場なら間違いなくブッシュがある廃道状態でしょう。

時々マフラーにガツンと倒木が当たる。
メイトのマフラーは数々の林道走行で、穴が開きそうになってるんです。

大丈夫かな?

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あと3.5kmで梅漬峠だけど、日陰部分では30cm以上の積雪の場所もある。
上り坂なので一旦バックさせ、勢いをつけてラッセル開始。
このスイッチバック走行を何度も繰り返してメイトを進める。

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日のあたる部分と、木々が雪をさえぎっている場所に雪がないのが救い

この間、約2kmの走行に1時間を費やしてしまいました。

いよいよ梅漬峠が近くなってきた。

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この辺りは雪もなく快適。

ちょっと小休止して、メイトに付いた雪を落とします。

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見事なスノーホイールであります。

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やっと梅漬峠が見えてきた。

峠の頂上にはゲートがあるけど、メイトの車高より高いゲートだから楽に潜れました。

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梅漬峠到着。



ここまでで、林道部分の3分の2が終了です。

厚沢部側は1.5車線ある立派な林道だから、楽勝のはずですが・・・

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雪で真っ白けだった。

走れるんだべか・・・



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2009年11月26日

梅漬峠3

梅漬峠を下り始めます。

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日陰の積雪は20cm、日なたは10cmぐらい。

下り坂とはいえ、20cmの積雪だと両足パタパタさせないと前進できない。

もし、この先に何かあったら戻れるかな?

安全の為、一旦バイクをUターンさせて登ってみた。

メイトのワダチをしっかりトレースすれば、歩く早さなら登れたから、ちょっと安心。

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それでは、下って行きましょう。

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夏場なら乗用車でも楽に走れる道なのに、雪があると大変です。

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真っ白な道なので、石が隠れていてもよく分かりません。

何度かオットト・・・しながら下る。


分岐到着。

ここまで来ればしめたものです。

舗装路まであと数キロですから・・・

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こっちが支線の林道で・・・

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この橋を渡るのが本線。

もうすぐゴールなんだけど、橋が長い・・・

橋の上は、メイトで走れないほどの積雪がある。

勢いを付けて橋に突っ込んでいくも、半分ほどで停止。

ここからまた、両足パタパタ走行ですが・・・

全然走らない・・・

一旦バイクを停めて、走るラインの雪かき開始。

そして何とか通過した。

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文字だと簡単ですけどね。そんな橋が何箇所もあるから、とっても大変です。

GPSでは、そろそろ出口(舗装路)のはずなんですが・・・

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見えてきました。


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ここでダートは終了です。

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一旦、小休止。

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峠からここまで50分、夏なら10分もかからない道のりでしょう。

あとは楽勝のはずなんですが、何となく嫌な予感がしているんです。

理由は四輪車のタイヤのワダチが無い事。

つまり、この先にもゲートがあるって事です。

そのゲートを通過しなければいけない訳ですから・・・

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やっぱりゲートがあった。

う〜ん・・・

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このゲート、ガードが固く脇抜け出来ません。

となると潜るしかないんですが、下の部分もかなり狭い。

高さを測ると、丁度メイトのハンドル幅ぐらい。

メイトを寝かせて、ミラーを外して潜らせてみる・・・通りません。

ここまで来て、引き返したくないから色々考えた・・・

結局、知恵の輪のようにメイトを上げたり下げたり回したりして何とか通過に成功。

ふぅ〜・・・疲れた。

これにて道道29号線、梅漬峠通過完了。

ここからは、四輪車のワダチがあり、あとは国道へ向かうだけです。

その前に、メイトの林道装備を外します。

すこし休憩して国道走行用に厚着をしましょう。

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メイトを見ると、雪だるま状態だった。

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帰り道の気温は−3℃、これで寒いようでは真冬に走れません。

でもね、今回の装備は、上はシャツ・フリース・ダウン・バッタ物ゴアジャンパー

下はユニクロモモヒキ・たんすの肥やしの革パン・その上にゴアパンツ。

革パンは、膝パットがあるから膝の冷えは無かったけど、革は冷えると寒いんです。

やっぱりダウンパンツかフリースパンツの方が正解だった。

我が家を出たのは12:00、道道29号線を走破したのが15:00。

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日の短いこの時期、帰りは暗くなってしまいました。

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あとがき

道道29号線(梅漬峠)は、道路の決壊も無く、橋の崩落もありませんでした。
茂辺地側から峠までの約10km区間の2割ぐらいが倒木やブッシュが多かった。
峠から館側は最高の状態で問題なし、ただ、館側の第一ゲートの通り抜けに苦労しました。TWなら通れなかったかもしれません。ゲートさえ開いていれば乗用車は無理としても四輪駆動車で、ちょっと倒木を動かす気があれば十分走行可能な道です。

それから、今回ご紹介したプーさんの足跡は一箇所ではなく何箇所もありました。
ヒグマにとって、人の来ない良い所かもしれません。
人間様は注意が必要でしょう。




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2009年11月28日

横津岳のゴルフ場跡

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bose1969さんが横津岳へ行ってこんな風景を見てきたそうです。

横津岳は二十歳前から何百回も登ってるけど、こんな場所あったっけ?

この場所、コメントを頂いている常連さん達に教わったのですが・・・

う〜ん、よく分からない・・・

やっぱりこの目で見ないと気が済まなくなった。

早速、横津岳に行ってみましょう。

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薄気味悪い大川の直線も今は見通しの良い直線道路です。

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第1Uターンカーブで工事をしていた。

この奥で砂防ダムでも作ってるのかな? この奥にも林道があり、昔はかなり奥地まで行けたんですが、今は完全な廃道です。

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市内の気温は4℃、横津岳中腹で−3℃、寒くはないけど暖かくもありません。

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久しぶりに見た横津岳からの函館山。

ゴルフ場に近づいてきたら・・・

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路面が圧雪アイスバーンの所があった。

ちょっと、制動テストでもしてみましょうかね。

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舗装路が走り辛い簡易スパイクだけに、こういう路面では性能を遺憾なく発揮してくれます。

前輪もギュッとブレーキをかけられる。

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もちろん二輪だから、凍ったワダチには弱いけどね。

そろそろゴルフ場なんですけど・・・

あれれ・・・ゴルフ場のクラブハウスが無くなっている。

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なるほど、ここが更地になってしまったのか!

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前回、私が横津岳に来たのは去年の10月だから、その後とり壊されたのでしょう。

分かってしまえば『なぁ〜んだ』でありますが、やっぱりこの目で見ないとね。

作戦終了。

     なぜか・・・つづく



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2009年11月29日

横津岳のゴルフ場跡2

ゴルフ場のクラブハウスが更地になったのが分かりました。

あとは我が家へ向うだけです。

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横津岳を下ると、途中にある『横津岳オートランド』の看板が目に留まった。

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こっちへ行くと、左手にモトクロス場があり、真っ直ぐに国道までつながっています。

最後に通ったのは20年前だから、チョット見てみる事にした。

日も傾いて来たから、急いで行って見ましょう。

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林道へ入ります。

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路面は良好で乗用車でも走行可能と思われます。

それでもメイトだから気をつけて走らないとね。

少し走ると左手に横津岳オートランドが見えてきた。

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今でもそれなりに使われているみたいです。

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同じバイクに乗っていても、私には全然関係ない施設であります。

さて、このまま直進して国道へ出ちゃいましょうかね。

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あれ、モトクロス場を過ぎたら、林道が狭くなっているし・・・

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廃道の予感がするけど、何とかなると思い入ってみた。

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最初は余裕で走る。

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だんだん路面に深い亀裂が出てきた。

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おまけに笹の攻撃。

時々メイトのマフラーがガツンと石にぶつかる・・・

マフラーの穴をパテ埋めして直したばかりなんだけど・・・

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あたた・・・

写真を撮る余裕がない程の悪路になってしまった。

人の頭程の石が路面に出て、おまけに路面は深いクラック。

TWでもヤバイ路面です。

有り難い事に、足付き性だけは最高のメイトですから、シートに体重をかけず両足パタパタで静かに下る。

ここ、普通のオフ車でも一回ぐらいは転倒しそうなガレ道です。

GPSで距離を測れば、わずか1km弱の区間なのですが・・・

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なんとか舗装まで到着。

メイトで来たからもありますが、今年一番のガレ場だった。

ゴルフ場の更地を見て、ノンビリ帰るつもりだったのに・・・

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短区間なれど、久々に緊張して走ったのでした。

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posted by 黒ウサギ at 11:43| ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 林道&ツーリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする