2006年06月29日

幻の金花湯

我がTWは、現在ガスケット交換時によるバルブ、カム、カムチェーン等々のメンテもされており
超が付くほど浣腸・・・いや完調である。

よって、この時期、以前から風の噂で聞いていた幻のエルドラド?
金花湯に行き入湯したい。

今はネットでググることができるので、
私の前に少しではあるが、金花湯の輪郭が見えてきた。

日本の滝百選にも選ばれた道南地区では超〜っ有名な賀老の滝。
その千走林道の分岐から約25kmにその黄金郷はあるらしい。

秘湯、名湯数々あれど金花湯に肩を並べる秘湯は存在しないのではないだろうか?
以前ツーリングマップルに掲載しようと思ったらしいが、
そのあまりにもハードな林道、さらには熊の危険性、
途中のゲートの閉鎖回数の多さに掲載を見送った程だという。

しかも、25kmの林道は巨大迷路と化し、知らずに入った者を拒み続けている。
まともに往復できたとしても往復60km(国道まで)の走行距離に加えて、
国道付近のGSの少なさの為、200km走行分ぐらいの航続距離を必要とするはずだ。
我が愛機TWのガソリンタンク容量は7リットルであるから、
リッター30kmの走行が可能だとしてもギリギリと言ったところだろう。
林道の分岐を間違えれは山中でのガス欠だってありうるわけで、
艦載機よろしく増槽タンクの装着は必死。

熊対策として20ミリバルカン、パンツァーファウストも装着したいところであるが、
それは無理であろう。
代替兵器として爆竹、熊スプレー、熊鈴、ナタと言うところか。(急に現実的)

金花湯について2,5万の国土地理院の地図には記載されておらず、
その上、林道さえも不明である。
行った事のない私にとって唯一の手がかりは、

舗装化されている賀老林道が千走川温泉で停止線のあるT字となっている。
そこが千走林道の起点で、その先の分岐こそが金花湯への入り口となる。
又は、巨大迷路の玄関口である。
この玄関口は、道の駅よってけ島牧より7km地点、
金花湯までは25km地点となるらしい。

私が持つ、そこから先の情報と言えば、
その先の橋を三つ渡るらしいこと。
第一の橋の名は、コイの口橋・・・コイノクチバシ?
第二の橋の名は、泊川大橋
第三の橋は名は、小金井沢橋
その先を走るとT字路の分岐があり
そこが運命の分かれ道、右が本線と思われるらしいが
勇気を持って今にも無くなってしまいそうな細い左側の林道へ進むらしい。

そこには馬鹿でかい岩があるそうだ。

さらにさらに、廃道状態の林道を走り続けていくと、
川により道が寸断されているらしい。

ここで周りの気配や草葉のざわめき、熊のフン?等々に臆することなく
徒歩にて渡河を敢行すべしとある。

実際に川の状況は分からずじまいだがトライアルバイクなら可能なのだろうか?
はたまた超壕、超堤能力限界に挑む無謀さより、やはり匍匐前進・・・いや
徒歩での目標達成を目指した方が、帰路の体力温存につながるであろう。

川を渡河するとそこには廃道と化した道?らしきものがあり、
そこをアブ、ハチ、薮蚊、正体不明の不気味昆虫に脅え、
熊の恐怖の為、デイバッグには熊鈴を装着、さらには爆竹を鳴らし、
熊スプレーを握り締め、その握力が限界に達した頃、
私の眼前に金花湯(小金井沢温泉)はその全貌を明らかにするらしい。

もちろん入浴して林道でかいた汗を流し、
迷わずにとっとと戻る。

私のブログを、読んでいる人数など一日数人、数十人であるから、
コメントによるアドバイスなど期待できないのは承知の上。

さらに情報を収集して、迷う事無く金花湯入湯作戦を決行したいものである。

2006年9月末 金花湯へ行きました。
その記録はこちらからどうぞ


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posted by 黒ウサギ at 14:11| ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月07日

河鹿の湯(幻の金花湯続編)

前回、幻の金花湯について書いたものの、
林道を管轄する島牧村HPの掲示板によると現在、
金花湯に通じる林道のゲートは工事中のため閉鎖しているらしい。

ただ、そこを走った林道ライダーのブログ等によると
時には開いていることもあるらしいとあるし、
何ともあいまいではあるのだが・・・。

結局、「ゲートが開いてない」事を前提に行って見るしかないという事か!

少し調べてみると、この金花湯のずっと手前、宮内(ぐうない)温泉から
泊川沿いに約6km遡った所に、泊川河鹿(かじか)の湯と言う温泉を発見した。

温泉と言っても川沿いに赤い噴泉塔が出来ており、そこからお湯が湧き出て
「後は自分で勝手に湯船を作って入って下さい」ってな感じらしいのだが・・・

奥尻島の地震以来湯の湧出が少なくなり、入るのは厳しいらしいが、
日によって湧出量が違うらしいので多い日もあるそうだ。

そこの所は、あいまい。

ここなら、金花湯への林道が閉ざされていても行けるらしい。

ツーリングがてら行っても金花湯への林道が閉ざされていた場合、
往復300kmも走るのだから手ぶらではもったいないので、ここも押さえておこう。

だからと言って道中で、
「こんな美味しいもの食べましたぁ〜」って、
食べたものを写真に撮ってUPするなんて事したくない。

まずは、天気が良ければ今度の休みにでも行ってみるかな?

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

「よねくら」の奴、毎日外でケンカばかりしてる
目つき悪くなったぞ!
yonekura3
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2006年07月13日

大判小判の湯(幻の金花湯続々編)

いい加減、金花湯の書き込みをやめてしまいたいのだが、
調べれば調べるほど次から次へと近くに温泉がある事が判明する。

前回の河鹿の湯までは、道道が整備されトンネルが泊川河鹿の湯温泉の所まで伸びている。
よって河鹿の湯までは誰でも行けるわけである。

金花湯までの道筋も、行きもしないのにほぼ判明した。

要するに泊川沿いに林道を辿れば良いわけで
熊注意の看板があるゲートから入り(閉まっていればそこで終了)、
後は道なりに進むだけ。

途中に同じ太さの分岐があるのでそこを左折する
後は幻の金花湯編に書いた通り、
黄色い橋(コイノクチバシ)
赤い橋(泊川大橋)
白い橋(小金井沢橋)を通過
白い橋から少し走ると大岩、ここを左折
道なりに進むと川。
そこを渡河し廃道を歩くと金花湯である。

途中の枝道は完全無視で辿り着くので余計な事は考えなくても良い様である。

さて、今回のタイトルである大判・小判の湯なわけだが、
渡河を決行する川の中に源泉が湧き出ている場所があり

そこが大判・小判の湯だそうだ。
大判・小判と言うのは、湯の吹き出し口が二箇所あるから?

ここで、今更ながら確認しておきたいことは、熊対策である。

沢にある温泉は川の水音で熊鈴が役に立たない。
入浴する際はいつもより多めに爆竹を鳴らさなければダメであろう。
出来れば、定期的に爆竹を鳴らす事が出来れば最善だと思う。

そこで開発?した「全自動時限爆竹発火装置」がこれだ!

bakutiku

要するに蚊取り線香が燃えて行くにつれて次から次へと
定期的に爆竹を鳴らしてくれるわけである。
作動時間は約5分、これ以上間隔を短くすると連鎖反応を起こして
みんな破裂してしまうので限界である。

もっと作動間隔を短くしたければ、同じものを2個作っておけば良いだろう。

一応、動作も確認してあるので、あとは実戦投入を待つだけである。

2006年9月末 金花湯へ行きました。
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2006年09月17日

河鹿の湯

河鹿の湯へ行ってきました。

R229から宮内(ぐうない)温泉へ向かう道を、
そのまま道なりに進めばトンネルがあります。

トンネルを抜ければ行き止まり。

そこから泊川をのぞくと河鹿の湯です。

kazika.jpg

奥尻島の地震以来、入るのは厳しいと聞いていたので覚悟していましたが、

本当にお湯は殆んど湧出していませんでした。

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2006年09月27日

金花湯@

ついに行ける時が来ました。

函館から黒松内経由で走ること160km、島牧町泊地区に到着。

以前に行った高島旅館のそば、R229から千走川温泉を目指します。

kin1.jpg

約5キロ走ると千走川温泉、そして少し先にこのT字交差点があり、
右へ曲がれば賀老の滝そして左に曲がれば金花湯への進路。

金花湯への入り口にある最初のゲートまでの区間も舗装化が進んでいました。
そこから装備を点検して林道に入ります。

砂利道の始まるこのゲートを金花湯への起点としましょう。

 

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posted by 黒ウサギ at 10:49| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月28日

金花湯A

さて、いよいよ林道に突入したわけですが、まだまだ道路状況は良好です。

林道脇の笹や雑草も刈られており、砂利も小さめで走るのには何の問題もありません。

ここはもう、国道229から直線距離で約5km奥地、
今回はたった一人の上、はじめて入る林道ですから、
プーさんの逃げる時間を与えるようにゆっくりゆっくりと進みます。

それにしても、いったいこの緊張感は何なんでしょう。
複数で林道に入った場合とは「月とすっぽん」。
みんなでワイワイとオチャラケて走るのとは別物です。

頼れるのは自分だけなのですから・・・

緊張感を少しほぐすため、まだ1km程しか走っていないのですが、
チョット小休止しましょう。

kin2.jpg

あたりは静寂そのもの、小鳥の泣き声さえしません。
これから始まる嵐の前の静けさなのでしょうか。

起点より1.7km地点に分岐。

kin3.jpg

ここは当然右です。
いつもの林道走行もゆっくり走っていますが、今回はさらにスローペース。
曲がり角付近に近づくにつれて「プーさん」よけのためにホーンを鳴らしながら走ります。

起点より3.7km地点にゲートのある分岐。

kin4.jpg

直進します。

どうやら、林道脇の刈り払いもここまでのようですが、
道はしっかりとしていますから何の問題もありません。

起点より5.3km地点にゲート。

kin5.jpg

道の右側にゲートの残骸がありました。
通行止めの看板があるので分かりますが、看板が無ければ、
かっ飛びオフローダーなら気が付かないようなぐらいに壊れ、草木に埋もれています。

起点より5.4km地点に分岐。

kin6.jpg

ここです。ここが金花湯へ至る重要ポイント
ここを左折します。

間違って直進した場合は、
その先の三叉路に出たら左折すれば金花湯(小金井沢温泉)への道に至るはず。
しかし距離が長くなるそうです。(実際に走った事が無い)


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posted by 黒ウサギ at 12:40| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月29日

金花湯B

起点より5.4km地点を左折してから上り坂となりました。

今までも緩い登りでしたが、ここからは本格的な上り坂。
登り勾配は10〜15%以上でしょうか・・・。

プーさんの恐怖は相変わらずですが、
尾根伝いの道は景色を楽しみながら走る事ができます。

kin7.jpg

ここら辺から落石箇所が多くなります。
道の開けたところで少し休みましょう。

ここまでの所要時間約30分強。
普通なら20分で走る距離です・・・やっぱり怖いんでしょうね(汗)

起点より8.2km地点。

kin10.jpg

また分岐です。左の道は腐っていますから右でしょう。
なにやら標識が立っていたようですが・・・

kin11.jpg

林道は、さらに高度を上げて行きます。
「あれれ・・・」
前方に黄色いテープが見えて来ました。

kin12.jpg

林道が決壊しているではありませんか・・・

それでも0・7車線分は確保されているので、バイクなら通れますね。
黄色いテープを潜り抜けてさらに前進。

この決壊箇所は起点からの距離の記録をとっていませんでした・・・
おおよそ起点より9km地点ぐらいでしょうか・・・

200mほど走ると同じような決壊箇所がまた現れます。
林道もかなりガレて来ましたし、カモイ岳の峠も終わり下り坂になって来たので、
安全の為さらにスローペースで走行。

所々、道が小川のようになった所があり、林道の砂利も握りこぶし大になって
注意していてもフロントタイヤが暴れます。
林道脇から生えるイタドリが私にビシバシと何度も当ってきました。
ただしこれは、これから始まる激藪の序曲にしか過ぎなかった事をまだ私は知りません。

起点より11.6km地点。

kin13.jpg

右側より鋭角に林道が合流。

後で判明する事なのですが、実はこの右からの分岐こそが、
起点より5.4km地点の分岐を直進してしまった場合、
途中の三叉路を左に進めばここへ出るルート。

つまり、黄色いテープの決壊箇所を通れない四輪車の唯一の迂回ルートです。

林道は右手の名も無い沢に沿って伸びています。

数百メートル走ると一立方メートル程の落石。

kin14.jpg

四輪車はここまででしょうか?

バイクを停めて見てみましたが、「う〜ん」右側は沢ですから無理。
左側はイタドリや20cm位の石をどけてやればジムニークラスなら何とかなるか???

難しいところです。

この先から四輪車が走れないためか、
道がダブルトラックから、シングルトラックに変わり、ご覧の有様。

kin15.jpg

ずっとこんな感じ。

ネットで検索して道路状況を調べていましたが、
まさかこれほど風化しているとは思ってもいませんでした。

これはもう登山道レベルの道です。

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posted by 黒ウサギ at 08:12| ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

金花湯C

途中何箇所か落石があり、避けながら進みます。

林道もイタドリに隠されて先が見えず、
いきなり林道脇が決壊している場所が目に飛び込んできますから要注意。

道を間違えたのかという恐れ、
そしてプーさん対策でバイクのホーンを鳴らさずにはいられません。

それは・・・突然、私の目に飛び込んできました。

起点より13.3km地点。

kin16.jpg

kin17.jpg

コイの口橋です。

これで道が荒れていようが金花湯(小金井沢温泉)へ着実に近づいている事を確信。

さらに走る事1.3km

起点より14.6km地点。

kin18.jpg

kin19.jpg

泊川大橋。

かなり川から高い位置にある橋です。
「橋・・・大丈夫・・・かな?」と少し不安がよぎりますね。

kin20.jpg

下に見える川は尺イワナがいそうですが、
こんな場所に釣りに来る人はいないでしょう。

確かこの川?禁漁河川じゃなかったかな?
とは言え、ここで釣りをしたところで、誰も注意する人はいないでしょうね。

注意するとしたら、黒い毛皮を着た山の住人でしょうか(笑)

15.3km地点。

kin21.jpg

kin22.jpg

とうとう最後の橋「小金井沢橋」に到着。

橋の名前が書かれた名板が雑草に隠されて「金井沢橋」・・・
いえ「小金井沢橋」です。

いよいよ金花湯近し・・・

起点より16.4km地点。

kin23.jpg

緩い下りを降りていくとついに来ました。

大岩の上に松が生えている場所。
通称「森の岩松」もしくは「バカ殿岩」
高さ4〜5mある、かなりデカイ岩です。

「フ〜ッやっとここまで来たか・・・」

しばし「バカ殿岩」を観察しながら小休止しましょう。

そして金花湯へは「バカ殿岩」ここを左折するのが正解。

金花湯はもうすぐ・・・頑張ろう!


今までは森の中と言えども右側には沢があったり、
尾根伝いだったりと少しは明るい場所が現れていましたが、
「バカ殿岩」を左折してから様子が一変します。

真っ暗な森の中、しかも道は所々小川となりグチャグチャ。
今まで以上にマディな悪路にいささか疲れが出てきました。

そんな状況に更なる追い討ちが待ち構えていようとは・・・

倒木で道が完全に塞がれているのです。

kin24.jpg

今までも幾つか倒木を避けて来ましたが、ここは決定的!

バイクを降りて倒木を引っ張ってもビクともしません。
さて、いよいよノコギリの出番と相成ります。

小さい枝は3cm大きい枝は10cmぐらいまで片っ端からメッタ切り。
施工完了まで費やした時間は約15分・・・「疲れた・・・」

kin25.jpg

これで何とか抜けられます。

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posted by 黒ウサギ at 12:32| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

金花湯D

※注 ここからは画像が少なくなります。
   ハードな道のために写真を撮る余裕がありませんでした。
   ご了承下さい。 


そこから数百メートル走ると「えっ!」

道が小さく決壊しています。

長さ3m、深さ1mぐらいでV字形にえぐられているのです。
バイクで下るとV字の真ん中に一度突き刺さる感じになりそこからまた登りますが・・・

登れません・・・。

V字の下がぬかるみ、握りこぶし大の石を後輪で激しく飛ばすだけでした。
足付き性の良いTWで良かった・・・。

さもなくば転倒です。

バイクを片手で支えながら石をどかして少しバックさせてから、
一気に登ります。

「帰りはどうなるんだろう?」

まずは前進しましょう(汗)

また倒木があります。

これもノコギリで切断して行きます。

実に「バカ殿岩」を左折してから3回もノコギリの出番があり、
「歩いた方が早いんじゃない?」ってペースになってます。

いささか疲れが溜まってきました。

暗い林道、激藪、プーさん、私の精神力が持つんでしょうか・・・。

いやいや、持たせましょう。

金花湯はもう目の前なのですから・・・。

ちなみに今回はプーさんの落し物等々には一切触れていません。
こんな山奥です。いて当たり前、落し物があって当たり前です。

起点より丁度20km地点。

とうとう本格的な道路決壊箇所に辿り着きました。

少し前までは、ここまで自動車で来られた場所です。
今は無理でしょう・・・。

いや、来られるとしても、私以上にノコギリやスコップなどを使って
道路の再建をしながら走ることになるはず。
それぐらいなら、歩いた方が早いと思われます。

kin26.jpg

確かに見事な決壊。

画像では分かりづらいと思いますが、フレーム左上が林道で、
フレーム右側の真ん中辺りまでの傾斜で決壊しています。

下見しましたが、TWなら難なく登る事が可能です。

それより、手前の決壊箇所の一番下に降りる道が30cm程しかありません。
降りるのは良いですが、帰り道は登りなわけで、
幅30cmの道を登るのに失敗して右側(帰り道から見て)に落ちれば
5m程の谷へ真っ逆さまです。

まずは帰りのことを考えて、よ〜く下見をしましょう。

「何のためにバカみたいに太い後輪をTWは履いているんだい?
こんな道を走るためじゃなかったの?」

確かにそうです。

しかし、無茶はいけません。
ここは人里から20km以上の山の中。

何かあっても誰も助けてはくれないのですから・・・

さらに下見を繰り返します。

「大丈夫!行けます」

実際に崩落箇所に下りて、また登るのに数十秒しかかりませんでした。

良かった!

崩落箇所を過ぎると更に道は荒れてきました。

道幅も踏み分け程度しかない所が沢山あります。

kin36.jpg

20代の頃ならトライアル車で友人らと、こんな所ばかり走っていましたが、
今はそうは行きません。体が言う事をきかなくなっています。

また、また、倒木。

「ゲッ!」アオダモの木です。

この木は硬いんですよ。
野球のバットの材料なんかに使われる木ですから、ノコギリで切りたくないなぁ〜。

どこか迂回路ないかな?って・・・ある訳ないか・・・

仕方ない・・・またノコギリ出動です。

「硬い・・・ぜぇぜぇ・・・ぜぇぜぇ・・・」

何とか施工完了。

さらに進みます。

もうここら辺は倒木だらけですね。
切りたくないので、少しぐらい体に当ってもお構いなし、
手で払いのけながら進んで行きました。

崩落地点から0・8km程でやっと小金井沢到着!!

ゴールは目前です。

kin27.jpg

あとは渡河すれば金花湯到着。

さて、バイクはどうしようかな?

一応、バイクで金花湯まで辿り着くつもりでしたから、一旦バイクを降りて下見します。

大丈夫そうです。

降りるには降りられますし、渡河も楽勝そうですが、
その先はどうなってるんでしょうか・・・。
少し見てみましょう。

案の定、激藪。

バイクで走る労力よりも、徒歩の労力の方が断然楽なようです。
コストパフォーマンス?を考えれば、これは徒歩でしょうね。

と言うわけで、ここにバイクを置いて歩いて行きます。

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2006年10月01日

金花湯E

実は小金井沢が見える前から温泉の「硫黄臭」がプンプンしていました。

私は視力、聴力共に人並み以下なのですが、臭覚だけは良いんです。

野山へ入ってしまうと視力が良くても(良いに越した事はありませんが・・・)
草木に隠されてしまえば、そこから先の状況は皆目分かりません。
野山では、野生の動物のような聴覚と嗅覚が重要なのではないでしょうか。

さて、飛び石で足を濡らすことなく渡河終了。

細い登山道以下の踏み分け道を登っていきます。
100mほど歩くと左手の地面に直径50cm程の穴が開いていました。

温泉が湧くゴボゴボと言う音と共に硫黄臭が出ています。

少し離れて覗き込んでみたものの中は真っ暗なだけ。

来る時は落ちないように気を付けましょう。

kin28.jpg

さらに100mほど歩くと前方に白い物がチラリと・・・

そして、いきなり・・・それが私の前に現れます。

kin29.jpg

ついに到着しました。

起点より約2時間半、金花湯(小金井沢温泉)到着です。

今までの鬱蒼とした森の中とは違いこの辺り直径20m程だけがポッカリと浮き出ており、
まさに桃源郷。 明るく心和む場所です。

どうやら、この付近すべてが石灰ドーム化しており、草木が生えない所なのですね。

ですから、このように明るく太陽が照りつける場所になっているようです。

小高いドームがあり、そこからひょうたん型の湯船へお湯が流れ込んでいました。

kin30.jpg

kin31.jpg

そして、ひょうたん湯船から更に小さな下の湯船へとお湯が流れています。

kin32.jpg

kin34.jpg

幾つかのサイトで、この金花湯の画像を見ていましたが、
今まさに私の目の前にあるコバルトブルーに輝くこの湯船は、
ここまでの長い道のりを癒して余りありました。

では、早速入湯させてもらいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 アァ〜ッ気持ちイィ〜ッ。    

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

入湯も終わって少し気になることが・・・

温泉のスケールが随分溜まっていて湯船が小さくなっている事です。

ネットで他の方が入った画像を幾つか拝見しましたが、
それよりも、確実に湯船が小さくなっています。

誰かが湯船を大きく(スケールを取る)しなければ、
数年で入れなくなる事でしょう。

ここへ至るまでの道も、四輪車では大きな落石がある場所までが限界?

そこからさらに約8kmの山道を歩かなければ行けない訳ですから、
これまで以上に、ここを訪れる人が少なくなるのは必至です。

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2006年10月02日

金花湯7

私がここへ来た証拠として今回「黒ウサギ」さんを連れて来ちゃいました。(笑)
記念に一枚撮っておきましょう。

kin35.jpg

さぁ〜帰ります。 

小金井沢を渡河しバイクに戻りました。
バイクのキーは刺しっぱなし・・・誰も盗む筈ありませんからね。

ここからまたグチャグチャ道の上り坂です。

「行きは良い良い帰りは怖い」ってな事にならない様に来た時以上に慎重に走りましょう。
グチャグチャ、ドロドロの道を走り、やっと大きな崩落地点まで戻りました。

崩落箇所を下ります。

クリアしました。

問題は次です。

右側が崖でバイクの走る部分が30cmしかありません。
行きに下見した通り慎重にバイクの位置を決めて一気に登ります。
これまたクリア!思っていた以上の上出来。

後はV字崩落地点が最終難関でしょう。

数々のトライアルポイント?を過ぎてV字崩落へ辿り着きました。

まずは下り。ここまでは大丈夫。
さて登りにかかりますが・・・登れません・・・
激しく後輪が土を掻きむしるだけです。

ドロドロになった土はいくら太いTWのリアタイヤといえどもビクともしません。
トラクションを与えてはくれないようです。

何度か挑戦しましたがダメ。
少しバイクの前後の石をどけて、バイクを後退させてから再チャレンジします。

今度はクリアしました。

「・・・また疲れた・・・」
来た時同様、暗い林道に脅えホーンを鳴らしながら何とか「バカ殿岩」到着。

ここまで来たらシメタものです。

「バカ殿岩」から金花湯までの約3.5kmの道のりより、
ここから起点までの道のりの方が遥かに走りやすいのです。
楽な廃道もしくはハードな林道レベルなのではないでしょうか。

走行難易度としては6:4と言う感じかな?
もちろん金花湯側が6です。

「バカ殿岩」も見納めと思い、しばし休息。

kin37.jpg

やはり帰りは行きと違い少しペースが速くなりますが、
プーさん対策のために出来るだけゆっくりと走りましょう。

橋を三つ超えて、大きな落石現場を過ぎると道はただのガレ場程度に回復してきます。
そしてテープを張った崩落箇所を過ぎる頃になると、林道レベルです。
行きの重要左折ポイントを今度は右折して起点までまっしぐら・・・

ゲートのある起点に到着。

無事生還。 

あとは函館までのここから約170kmの道のりをツーリングするだけです。
一般道は一般道で危険ですから、気を引き締めて帰路につきましょう。

17:30無事帰宅、これにて金花湯入湯ツーリング終了。


予想通りの素晴らしい秘湯でした。
惜しむらくは、後半の林道が廃道状態になっており、四輪車で来る方々は、
林道を10km以上歩かなければ辿り着けなくなってしまっている事でしょうか。

(ヒグマ様のコメントより, 神威山の迂回ルートは沢に林道が流されてしまっています。
四輪どころかたぶんバイクでも通れません。)


金花湯は、これまで以上に秘湯になりつつあるようです。



☆特別付録ボツ写真集☆
002.jpg
林道前半、普通にガレているだけの場所

003.jpg
林道左側が崩落

004.jpg
落石地点

005.jpg
落石地点を過ぎると道はこんな感じ

111.jpg
コイの口橋、後ろの林道の幅を見てください。

0066.jpg
金花湯、ひょうたん湯船

007.jpg
金花湯、小さい湯船


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2006年10月03日

金花湯への道

金花湯(小金井沢温泉)のまとめ

@ルート

国道229より千走川温泉方向へ入る
       ↓約5`
 賀老の滝ヘ向かうT字路交差点を左折
       ↓約3`
 右手に熊注意のゲートあり(起点)
       ↓
    道なりに進む
       ↓
 起点より約5.4`地点を左折(重要)
       ↓
 起点より約13.3`地点 コイの口橋(黄色い橋)
       ↓
     泊川大橋(赤い橋)
       ↓
     小金井沢橋(白い橋)
       ↓
 起点より約16.4`地点 上に松が生えている大岩(バカ殿岩)
       ↓
     バカ殿岩を左折(重要)       ↓
 起点より約20`地点 道が崩落している
       ↓約800メートル
      小金井沢
       ↓渡河後、徒歩約5分 200m程
      金花湯

これで途中プーさんに遭遇しなければ到着できます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ☆タイムスケジュール

  函館発   05:30
        ↓ 黒松内経由(約160km)
  島牧着   08:40
        ↓ 給油
  千走川温泉 08:55
        ↓
  起点ゲート着09:05
        ↓ 林道走行準備
  起点ゲート発09:15
        ↓
  金花湯着  11:40
        ↓ 入浴及び昼食
  金花湯発  12:20
        ↓
  起点ゲート着14:00
        ↓ 小休止及び給油
  島牧発   14:30
        ↓
  函館着   17:35
 
  
        
A今回の装備

 バイク関係
   基本的には林道走行の用意だけで十分です。
   今回は単独行でしたから、いつものパンク修理工具に加えて
   電気回りのトラブル対策にテスター。
   チェーントラブル対策にチェーン切りとコマを準備しました。

 酷道装備
   ノコギリ、10mmロープ15m、カラーテープ、
   コンパス(GPSがベストですが・・・未だに三角測量)
   2.5万地形図

 食料品関係
   500ccのペットボトル2本にウーロン茶
   500cc入り水筒にアイスコーヒー
   おにぎり3個(二合のご飯)
   非常用に飴一袋
   
 緊急時対策
   LED懐中電灯、発炎筒(車検切れの車から外した古い物)
   ファーストエイドキット、ツェルト、シュラフシーツ、シェラカップ、
   ライター、ナイフ、携帯電話等々、
 
 動物対策
   熊よけ鈴、携帯ラジオ(金花湯でもAM放送が聞けました)
   爆竹(2箱)、カウンターアソールト(熊よけスプレー)
   ナタ、アースジェット(ハチ等に)、蚊取り線香(携帯蚊取器)
   蛇花火(煙がかなり出るのでアブやハチ対策になります)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ☆TW200で往復300キロ以上の一般道路を走るのでお尻が痛くなります。
  その対策として往路復路共革パンを着用。
  林道に入ってからゴアテックスパンツに履き替え走行しました。
  その分荷物が多くなりますから、モトクロスパンツがベストでしょうね。
  林道走行中三度ほど強烈な跳ね石、跳ね枝があり注意が必要です。

☆次回は道路再構築及び湯船の掘り下げ用にスコップを持参したいと思います。

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posted by 黒ウサギ at 08:08| ☁| Comment(27) | TrackBack(1) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

嵐の中の昆布温泉

土、日曜と台風並みの風と雨で本当にひどい天気だった。

そんな中で温泉旅に出ようとは・・・。

思い立ったのは九月の末。
10月の連休一週間前に宿を探したって、そうそうありゃしません。

一応温泉宿が目的で、色々検索して、
やっと一軒ヒットしたのがニセコ、N・Gホテルのみ。
「まあ、いいか・・・」ってんで、予約してしまいました。
お宿自体はイニシャル通りNGです。
連休一週間前まで予約が入っていないだけの事はあります。

酷いものでしたが、目的の温泉だけは良かった・・・。

前回は金花湯、そして今回は温泉宿・・・凄いギャップ!!

まあ、妻同伴では致し方ないし、プーさんに脅える事無く
ゆっくり入浴するのも悪くないでしょ?

広々とした大庭園露天風呂がとにかく池のように広い。

早速、その露天へ直行します。
さすがに、大庭園露天と言うだけのことはある。

ng.jpg
泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉と鉄鉱泉の二種類。
鉄分を含むため、ちょっと赤褐色を帯びている。

ここの露天は混浴だが、中央に仕切りがあるため、
女性でもその裏に入れば何とかなる。

ゎたしゎ(オイオイ)4回入浴しましたが、
結局女性の方を見ることは無かった・・・、

ここのお湯はぬるめで、長湯の私にはちょうどよかったかな?
周りの景色を堪能しながら、ゆっくり浸かる露天風呂。

これもまた良しってところでしょうかね。

今回はニセコ連峰の紅葉や少し足を伸ばして、
積丹半島も見ておきたかったんですが、すべて雨と風でオジャン。

ニセコ界隈は強風のために倒木が道にあったりして大変でした。
まさか、舗装道路で「倒木避け」をしながら走ろうとは・・・
(ノコギリは出してませんよ・・・笑)

行きも帰りもあちらこちらへ行く予定を立てたのだが、全部×。

函館→ニセコ→函館のみの旅。

紅葉も、景色のいいところに行こうが、天気が悪いとダメです。

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posted by 黒ウサギ at 09:41| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

天の川の湯

道南の上の国町にある湯ノ岱温泉

その手前の天の川に架かる橋の右側の方に見える温泉?らしきものです。

ama1.jpg

まわりは石に囲まれて、池なのか湯船なのかよく分かりません。

ama2.jpg

かなり温めですが、ネット検索してみると入った方もいらっしゃるようです。

ama3.jpg

二つある小さめの湯船からブクブクと温泉が湧き出ています。

沸き上がる泡がサイダーのようなので炭酸泉かな。

もし入るのなら、
酸化鉄のような成分を攪拌しないように入らなければ全身真っ赤になると思います。

この温泉?は道路のすぐ側にあり、
通行する人の奇異な目に耐えられなければ入浴は無理でしょう。

私は入れませんね。

素直にそばの湯ノ岱温泉に入りましたよ。

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posted by 黒ウサギ at 00:28| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月10日

TVで金花湯

仕事から帰り、さて今日のブログ更新でもしようかなと思いながらテレビをみてました。

番組は『温泉達人が選んだ!!秘境の絶景温泉』

すると、んっ! テレビから何だか聞いたことのある台詞が聞こえてきました。

「コバルトブルーの名湯」・・・むむっ!

おおっ何と・・・ジャガー横田夫妻が金花湯へ行っているではありませんか!

久しぶりにビックリしたな〜。

それにしても、よくこんな所へ来たもんですね〜

07 710.jpg


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posted by 黒ウサギ at 21:09| ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

水無海浜温泉

先日、水無海浜温泉を訪れた。

ここは、恵山岬の先端にある無料の露天風呂です。

満潮時は風呂が海の中に水没して入ることができませんが、海辺には脱衣所もあり、石とコンクリートで囲った湯船がいくつか並んでいます。


07 7 301.jpg

今回はギリギリセーフで入浴可でしたが、アベックのお二人さんが二人の世界を作っており断念。

せめて足湯だけでもしようと思うも水没していない湯船には、数百匹のフナムシが群れており、波に合わせて一斉にゾワゾワと動きまくって・・・不気味昆虫の嫌いな妻は、遠巻きに見ているだけなので、私だけマッタリする事もできません。

07 7 302.jpg

写真だけ撮って早々に退散するしかありませんでした。


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posted by 黒ウサギ at 11:44| ☁| Comment(4) | TrackBack(1) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月20日

磯谷温泉跡

南茅部町(現函館市)へメイトを走らせ、国道278号線、磯谷川に到着しました。

ここから磯谷第一水力発電所に沿いの林道を走ります。

07 9 201.jpg

水力発電所だけあって、太い水を流すパイプがありますね。

07 9 202.jpg

この林道を2kmほど遡ります。

何やら硫黄の強烈な臭いが漂ってきました。

07 9 203.jpg



ここは北海道電力磯谷川第一発電所の手前で、林道左側に鉄パイプで作った柵があり、石垣の上から湯が滝のように流れ落ちています。

07 9 205.jpg

ここが磯谷温泉跡でして、明治中期に湯治場が造られ、大正時代に本格的な旅館となり、磯谷温泉朝日旅館の名前で知られていました。
そして1973年に廃業しています。

温泉の建物自体は無くなってしまいましたが、源泉は今でも湧き出しています。

温泉マニア?が置いたのか、家庭用湯船がおいてあった。

源泉からの湧出温度は70℃以上らしいのですが、ここでは大分冷まされて50℃強でしょうかね。

もちろんこの温度でも入浴は不可でしょう。

林道からもろに見えるので、ここでの入浴はチョットいただけない気がします。

07 9 208.jpg

お湯は林道を横切り磯谷川へ流れ落ちていますが、その途中にこんな湯溜まりがあります。

07 9 209.jpg

ここなら藪に隠れて林道からは見えなさそうですね。

07 9 207.jpg

その脇には、樋を伝わせて小さな湯船へお湯が流れ込んでいます。

今回は入湯するつもりはありませんが、どちらかと言うと『湯溜まり』の方が良い感じでしょう。

今度来る時にはお風呂セットを持参してみようかな?

いずれにせよ、乗用車でもすぐそばまで来る事が出来る『野湯』となります。

去年の『金花湯』とは、えらい違い・・・緊張感なくマッタリと入ることが出来るかも知れません。


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posted by 黒ウサギ at 19:49| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

金花湯へのゲート

本日、一年ぶりに金花湯への起点である、このゲートを訪れてみました。

07 10 7.jpg
撮影したのは10月7日16:35

もちろん、こんな夕暮れから金花湯へ向うわけはありません。

ドライブの途中、懐かしさでついつい寄ってみたのです。

今年は9月に再訪の計画を立てていましたが、仕事やら野暮用で行けず仕舞い。

来年こそはと思いつつ、このゲートにご挨拶した次第です。


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posted by 黒ウサギ at 21:20| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月30日

金花湯で検索

私のブログの中で、いまだにコメントを頂いているのが金花湯

金花湯を訪れたのは2006.9.26の事ですから、かれこれ2年近く経っているにもかかわらず、ブログの管理画面では毎日2〜5件のアクセスがある。

それで、私も金花湯について今一度検索してみました。

そしたらビックリ、二泊三日で訪れた御一行がいたのです。

途中にある、「コイノクチ橋」「泊川大橋」そして「小金井沢橋」その内の一つ「コイノクチ橋」でキャンプしています。

二泊三日がゆえ温泉探訪に一日を費やす事が出来たみたいで、

多人数ならではの楽しい?秘湯探訪のようでした。


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posted by 黒ウサギ at 19:28| ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月22日

2008金花湯情報

何度も書きますが、いまだに多い『金花湯』へのアクセス。

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ありがたい事に、金花湯を訪れた方々からのコメントや情報、そして質問などが寄せられてきます。その中で今回ご紹介するのがジェベリストXCさんのお話です。

2008年6月14〜15日に金花湯を訪れたジェベリストXCさんの情報によれば、まだ道程の半分ほどの地点の崩落がより酷くなっているとの事。

08 6 22 1.jpg
2006.9.26 この場所の崩落がひどいようです。

徒歩で行く方なら問題ないのでしょうが、この崩落はこれからも進行しそうです。この場所が決壊するとバイクでも走行困難は必至でしょうから、残された手段は自転車か徒歩となる。徒歩となれば日帰りには厳しい距離なので、益々金花湯は秘湯となるかもしれません。

ジェベリストXCさんのブログはこちらから



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posted by 黒ウサギ at 00:07| ☔| Comment(21) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする