2008年10月07日

金花湯考

最近、金花湯について少し考えた。

2年前、私が金花湯へ行く際には、こんな秘湯へ同行してくれる友人がいませんでした。ですから何かあったら大変なわけで、9割の下調べと1割の実行で訪れたのです。バイクが故障した場合の対策や最悪徒歩で帰還する方法、山中でビバークする準備やケガ対策、挙げればきりがありません。そして実際に走行してみると本当に険しい道のりでした。林道を走り慣れているとはいえ、ここは難易度がかなり高い場所です。

色々な考え方があると思いますが、私が金花湯へ行く決意をしたのは林道ツーリング気分ではなく、登山に近い感覚でした。一般的には複数人で行く方が安全なのは確かですが、登山では単独行というのがあります。私もそれに見習いこういった方々の書籍や文献、そしてネット検索などで色々調べたりしました。そんな努力をしたところでリスクがゼロになる事などありませんが、少しでもリスクを減らせればと思ったわけです。

今はネットという便利な物がありますから、金花湯へ行こうと思えば私のブログやジェベリスト777さんRJさんのブログ、その他沢山の金花湯情報をネットで入手する事が出来ます。ですが、実際に走った苦労や辛さは僅かしか伝わらないでしょう。そして、その方々の何割かの方が軽い気持ちで金花湯へ行っているような気がしてなりません。本来このような道は登山者なみの体力と気力と野山の知識が必要なのだと思います。

多数のバイクで行けば緊張感が薄れてしまうし、下調べなどは殆んどしていないかもしれません。そうなれば何かあった場合など、ただの烏合の衆にしかすぎないでしょう。パンク修理の技術さえない人も行っているはず?です。徒歩で訪れる人もしかり、往復50kmの山道を歩く練習をしたのでしょうか。

私には林道を走り回るオフロードライダーの一部の人は、野山を楽しんで走っているのではなくデコボコした道を飛ばして走るのが楽しいだけに思えるんです。冬になると野山を走り回るスノーモービルを見ますが、彼らも雪の上を走っているのが楽しいだけで、今自分がどの山のどの辺りを走っているかを分かっていない人も多いはずです。善し悪しは別にして、要するに彼らは自然よりスノーモービルという機械が好きなのでしょう。

挙句の果てに小さな木々をなぎ倒すなどの行為をし、スノーモービル入山禁止と相成ります。野山でスノーモービルを走らせる人の多くは、野山はだだのコースなのですから自然が好きな人や登山者の嫌われ者なのもうなずける。そしてオフロードバイクにも同じような事が起こらないとも限りません。

野山好きや秘湯好きが手段として使う道具がバイクだったというのなら分かりますが、金花湯は興味本位の人やオフロードライダーが訪れる場所ではないと思いました。

まあ、金花湯を紹介した私にも、お先棒を担いだ責任があるのですが・・・



もう一つ、金花湯へ行ったオフロードライダーや徒歩で入湯を達成した方が『ここは危険だから一人で行かない方が良い』とか『ここは危険なので二度と行かない』などと書かれている記事をネットで目にするようになりました。私はその言葉に疑問を持ちます。

なぜなら、登山者はもっと危険な場所を踏破しているにもかかわらず、そんな事には殆ど触れません。おそらく、登山者にとってそのような危険は当たり前、つまり想定内で十分?対応可能だからでしょう。

それがオフロードライダーや好奇心で入湯をした人にとって、金花湯は想定外の(対応しきれない)危険が起こる場所に思えてしまうで『危険だから行かない方が良い』と言っている気がします。そんな事を言わないように、もっと野山のスキルを上げてから行くべきだと思うばかりです。

と、今回は思った事を長々と書いてしまった・・・



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2009年05月05日

営林の湯

旧年の11月、知内探訪ツーリングで林道崩落の為に入湯を果たせなかった『営林の湯』、今回はGWに何とかお休みが取れたのでリベンジしてみる事にしました。

まずは国道228を松前方向へ走ります。

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今時期は松前桜まつりの真っ最中という事もあり、道中の交通量はかなり多いんです。

本来は距離を稼ぎやすいTWで行く方が良かったけど、タイヤの補修中ですからメイトの出番。

交通量が多い事もあり、車の流れは50〜60km前後、この道にしてはかなり遅い流れなのでメイトでも良かったみたい。ドライバーや大型バイクでのツーリングライダーはさぞやストレスだったでしょうね。

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知内温泉入り口に到着、右折してT字路を右に行けば営林の湯があります。

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その前に、折角来たんですから展望台の湯を見てみましょうかね。

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展望台の湯までの距離は1km弱ではありますが、TWでも結構な廃道でしたからメイトでは更に辛い道です。時々タイヤに枝がはさまって一時停止を余儀なくされてしまいます。

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とかなんとか言っても距離は短いのですぐに展望台の湯入り口広場?到着。

ここにメイトを置いて、50mほど藪こぎすれば展望台の湯に到着です。

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あれ・・・前回より綺麗になっているような?



お湯の温度は相変わらず熱くて加水しないと入れないでしょう。

この温泉の名前である展望台ってのが気になって、メイトに戻って奥へ行って見ることにします。

廃道の状態は相変わらず・・・

さらに道の真ん中にタラの木が生えているのでかなり危険です。

ナイロンのジャンパーなど、すぐに傷だらけにしてしまいそうなトゲですからね。

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タラの芽も出ていた・・・

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ヘアピンカーブを二つ過ぎると、完全に笹に覆われた廃道状態。

TWなら何とか可ですが、メイトでは無理・・・ここで撤退です。

戻って、今回のお目当てである『営林の湯』に行きましょう。

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ゲートが閉まってあり、ここから先は行けません。

まあ、行けなくても良いんです。

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ゲートの100m先が営林の湯へ通じる林道だし、その道は途中で崩落していますからね。

今回はメイトを停めた場所から藪をこいで下に降ります。

下には沢があるはずですから、その沢を遡れば営林の湯へ到着するという筋書きであります。

まずは道路から下の沢を目指して歩く・・・あれ?

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もうタケノコ(ネマガリダケ)が出ていた。

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沢に下りると何やら人工物が随分見られる。

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営林署が昔あった時の名残なのかな?




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2009年05月06日

営林の湯2

この小さな沢伝いに歩けば、間違いなく営林の湯へ着くはず。

すぐに沢は二手に分かれてていますが、営林の湯に続く林道は右方向なので、そっちの沢の方へ歩きます。

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沢は深山幽谷、なかなか良い感じの沢であり、しばし下界を忘れる事が出来るたたずまいであります。

それにしてもブヨがひどい、蚊取り線香を持参したから刺されるって事はありませんが、耳元でプーンとささやかれると、この場所の雰囲気が台無しです。

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右手上方に電信柱が見えた。

当時はこの電柱も現役で活躍していたんでしょうね。

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コンクリート製のこんな場所もあるし・・・

かなりお金をかけていたんでしょう。

少し歩くと前方の沢が土砂と倒木で埋まっているじゃありませんか。

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う〜ん・・・行けるべか?

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上を見ると、前回林道崩落の為に、断念した地点の真下のようです。

下から写した画像で見ると傾斜角がよく分からないけど、かなりの急傾斜。

どうしようかな?

行けそうなルートを探すと、沢の左側を高巻きすればやり過ごせそうな感じ・・・

何とか無事通過しました。

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その先には階段状になった小さな滝があったりと、結構楽しい遡行です。

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また、右上の林道が崩落を起こしています。

危険を冒して林道ルートから営林の湯を目指しても、第二の崩落地点で行く手を遮られるって事ね。

沢詰めルートで正解だったようです。

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どうやらこの辺りは暖かい場所のようで、タケノコも出てるしシラネアオイも咲き乱れています。

温泉の地熱かな?

またまた正面に人工物・・・

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角材やらパイプやらが点在していま・・・ん?

温泉の臭いがする・・・

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と、思ったら、沢の左上に何やら湯だまり発見!

これが営林の湯?・・・ではないでしょうね。

そのまま少し進むと、また人工物発見。

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青いドカシーです。

いよいよ営林の湯は近いみたい・・・

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と思ったら、あっけなく営林の湯到着。

う〜ん・・・一冬誰も来なかったみたいで、お世辞にも綺麗とは言い難い感じ。

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すぐ横には源泉らしきものがあった。

まずは荷物を下ろして湯船の清掃開始。

落ち葉や表面に浮いた変な油を捨てます。

湯船は木製で出来ており、廃湯できるように樋(とい=水門)が設けられています。

廃湯すれば湯船の底も綺麗になるけど、湧出量からしてかなりの時間がかかりそうなのでパス。

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15分ほどで清掃終了。

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入湯達成です。

湯温は40℃程度の良い湯加減で、熱ければすぐ横に沢があるので加水の心配なし。

さっきまで五月蝿く飛び回っていたブヨ連中も、沢を吹き渡る風で流されてしまったみたいなので、誰にも邪魔されません。

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温泉に出たり入ったりしながらお昼ご飯をとり、30分ほどマッタリ。

そろそろ帰ろうかな?と思ったら沢の風が止み、またブヨの攻撃・・・

さて、早々に退散しましょう。

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後片付けして沢を下り、30分ほどでメイトに戻る。

長靴を脱いで、山歩きスタイルからバイク用スタイル?に着替えてたら、何を間違ったか大型バイクが二台やって来ました。

その二台は、私に挨拶をする事もなくUターンして立ち去って行った。

地元のカブ(メイト)おやじが山菜採りでもしていたと思ったのでしょうね。




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posted by 黒ウサギ at 08:48| 🌁| Comment(13) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月20日

臼別温泉

今日は休日出勤のはずだった。

と、言うより出勤したら、とある都合ですぐに終了してしまいました。

さて、天気も良いし何処へ行こうか?

でもね、この長雨続きで野山(林道)へ入ってもドロドログチャグチャが予想されるし、下手すれば崖崩れに遭いかねないから止めておいた。


そんなわけで久々に臼別温泉へ行ってみる事に決定。

いきなりの半休日なので、今回は最もお金のかからないメイトで行く事にします。

函館から臼別温泉までは約120km、非力なメイトではちょっと大変ですが、まあ大丈夫でしょう。

国道227を厚沢部町方向へ走り、厚沢部町から229号線で北上、旧熊石町を抜ける。

この辺りは久しぶりであります。

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海岸線を楽しみながら、のんびりメイトの巡航速度で走る。



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函館を出て2時間半、臼別温泉の看板が見えてきました。

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ここから3.2kmほど林道を走れば臼別温泉到着です。

私が最後に臼別温泉を訪れたのは、今から15年ほど前の事。

当時は秘湯の湯治場として知る人ぞ知る温泉でした。

今はネットの影響もあり、新たに温泉が新築されてからは沢山の人が入湯されているようです。

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あと1kmで温泉・・・そうそうこの辺りに小さな滝があったはず?

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これだね。

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林道は整備されていてとても走りやすいし、雨もこの辺りはそれほど降らなかったようで、水溜りも小さかった。

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とか何とか思っているうちに臼別温泉到着。

先客の車が二台。

そりゃいるでしょう・・・祝日だからね。


なになに・・・へぇ〜。

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こんな看板がかけられているのね・・・

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さて、入湯しましょうか。

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清掃協力金100円を入れて・・・

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玄関を開ける。

清掃日の為、入浴不可日の事が書いてあった。

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この扉を開けると脱衣場。

クンクン・・・汲み取りトイレの臭い『田舎の香水』の香りがちょっとする。

私が着替えていると、一人上がって来た。

札幌から来たんだって・・・好きな人は何処にでもいるもんです。

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脱衣場の扉を開けると内湯が一つ、その向こうが露天風呂。

まあ、アクリル板で仕切ってあるだけですが・・・


女湯に一人入浴しているみたいだから、静かに入ります。

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静かにと言っても『あ”〜』の声は出ます。

私には適温の湯なので10分ほどマッタリ・・・

エネルギーが充電されるのが分かりますわ。

女湯が空いたようなので、ちょっと失礼して写真撮影。

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湯船の全景。

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湯船の向こう側に源泉があります。

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画像では良く分かりませんが、小さいけど立派な滝がある。

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源泉からパイプで露天風呂に入ってきます。

この辺りはちょっと熱かった。

打たせ湯もあります。

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こんな感じ・・・

その頃には私一人の温泉になっていました。

それから出たり入ったりして30分ほど楽しんだ。

温泉から上がると次のお客の声がします。

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どうやら地元のおじいさんが、仕事の後に入りにきたみたい。

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私が着替え終わり、メイトに戻っても、おじいさん二人は世間話に夢中です。

なんだか良い光景。

さて、あとは帰り道が待っているって事です。

メイトでの120km・・・結構大変ですよ。

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今回のGPSデータ。

使ったガソリンは4.1g、リッター57kmでした。

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臼別温泉トラックログ・・・

まあ、道標があるから、迷う事はありません。

久々に入った臼別温泉、当時よりもゆっくりと入る事ができたような気がします。プーさんの影におびえながら入る超秘湯も格別でしたが、こうしてノホホンと入れる温泉もまた良いものです。



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posted by 黒ウサギ at 21:13| ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月15日

2010 金花湯

一昨年10月、rz.koiさんとスナフジ沼探訪の際、その奥地にある秘湯金花湯への林道を少しだけ走った。私が金花湯を探訪したのは、この時から3年前です。現在の林道状況を写真で知っていたものの、実際の荒れ具合に驚いた。これなら来年(2010年)は、単独行は無理だろうというのが感想。年が明けて2010年は金花湯情報が殆んど入らず、徒歩で入湯を果した野湯マニアの方々のブログ程度でした。

そしたら昨日、何気にユーチューブを見たら2010年の金花湯の動画を見つけてしまった。再生回数が少ないから、あまり見られていないみたいなのでご紹介。

近年、金花湯へ行った方ならご存知の神威山そば、第一、第二崩落現場が見事に復旧されているようです。そして、コイの口橋手前『蟻の門渡り』は、ほぼ崩壊状態。そこを再構築して通過しています。

そして、馬鹿殿岩の先にはジェベリスト777さんやRJさんが伐採したであろう倒木も見られる。好きな人じゃなければ全部は見ないでしょうが、全部貼っておきましょう。






























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posted by 黒ウサギ at 18:08| 北海道 ☁| Comment(14) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

熊の湯

熊の湯と言えば、八雲町(旧熊石)が有名ですが、七飯町にも熊の湯がありました。

国道5号線七飯町峠下から、大沼トンネルを通らずに大沼へ抜ける、町道仁山3号線を函館側から入る。

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少し進むと、右手に七飯林道へ通じる林道(廃道一歩手前)があり、左手には、こんな看板が立ってました。

“ました”って書いたのは、去年は確か?この看板は無かったような気がするからです。

ただ、立入禁止みたいな看板だけだったような気が?する。

詳細は、七飯町歴史館だよりのPDFファイルを見れば、当時は立派な温泉があった事が分かります。

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こうして『無断立入禁止、旧熊の湯』って書かれてると、逆に入りたくなるでしょ?普通。

ただ、『私有地に付き立入禁止』の方が、入らないと思うんですけどね。

当然、私は行ってませんから、現在どのような状況なのかは不明です。
posted by 黒ウサギ at 00:05| 北海道 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月20日

2018金花湯

完全な廃道と化した金花湯への林道が復旧したとの情報を頂いた。

それじゃあって事で行ってきました。

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ここは有名な神威山南回りルートとの分岐。

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そろそろヤバそうな決壊箇所もありましたが・・・

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紅葉が見事で感激です。

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黒ウサギさんも12年ぶりに金花湯へ来ました。

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みちのく旅行から休みが全部仕事だった。なので、20・21日は、連休になったから、しっかり遊んで、ちゃんと仕事してその後ご報告の予定です。
posted by 黒ウサギ at 20:36| 北海道 ☔| Comment(23) | 秘湯、温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする